忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

先の記事で、サッカーに多い差別的発言、誹謗中傷について
相撲、個人競技と比べて、なぜ多いのかを書きました。

同じように中継があって、観戦する人も多いスポーツですが、
個人競技は終始応援することがない。

それに比べるとサッカーは、応援する時間が長い。

そこにサッカーで誹謗中傷が多い1つの理由ではないか、
そう考えました。

今回は、同じ集団競技とサッカーを比べて、
なぜサッカーの誹謗中傷が多いかを考えて行きます。


その比較は当然と言いますか、野球。

やはりと言いますか、サッカーのライバルとは言いませんが、
大勢の人が野球の中継を見て、観戦をしています。

そして、野球もサッカーと同様に熱い応援が行われています。

ですが、野球では、サッカーのような誹謗中傷は見ていない。

気付いてないだけかもしれませんが、
ニュースにはなっていませんから、まったくのゼロか、皆無か、
もしくはあっても誰も気づかないほど些細なものか、
ともかく、サッカーのような誹謗中傷はないようです。

では、サッカーにあって、野球には誹謗中傷が無いのは、
なぜでしょうか?



サッカーと野球の違い。

同じ集団競技であって、中継も観戦もある。

その中である違いは、試合数と思います。


プロ野球は、シーズンで一週間に6回、
それに比べてJリーグは基本、一週間に1回。

この差は、勝ち負けに絡むと非常に多いいです。

仮に野球が5連敗しても、それは一週間の話ですが、
サッカーの5連敗は一か月に及びます。


自分の応援するチームは1か月もの間、勝てないことは、
見るほうに大きなストレスになります。

そして、Jリーグには、やきゅうのようなドラフトがありませんので、
クラブ間の選手の強さが如実に変わります。

そんな強豪クラブが、資金力の乏しいクラブに負ける、
いわゆるジャイアントキリングが起きたとき、
非常に腹立たしいものです。情けないやら、悲しいやら。


また、Jリーグは年間順位が下位になると、降格が待っています。
その翌年には、下位のリーグ。

下位のリーグも立派なJリーグではありますが、
テレビや新聞で取り上げられる機会、メディアに出る機会は、
非常に少なくなりますし、観客も減少します。


以上のことから、Jリーグの敗戦は、
野球のそれと比べて見る側にとって、
非常に悔しいもの、避けたいもの、嫌なもの、
ストレスのたまるものとなります。



ここが同じ集団競技であって、
中継もされ、観戦客も多い野球と、
サッカーの違いです。


野球では、チームが負けてヤジが飛ぶことはあっても、
誹謗中傷が叫ばれることはありません。

特に大阪で暮らしていると、
阪神タイガースが負けたときによく聞きますが、
監督や選手へのヤジは頻繁に飛び交います。


ですが、サッカーにも選手、監督のヤジは飛びますが、
相手チームに対しても攻撃があります。

ブーイングの文化かもしれません。


それともう一つ、
これまでのニュースで見られる差別的な発言は、
その発信者が若年層であったりします。

熟年層に比べ、熱くなりやすく未熟なために、
誤った勢いのまま、不用意な発言をしています。


サッカーにおいて、若年層が多いのは、これもまた文化、
プロ野球に比べて、ようやく20年を迎えたJリーグという文化に、
若年層が多いから、差別的な発言という暴走をしてしまっていると、
私は考えます。



私なりの、Jリーグに多い誹謗中傷について。

誹謗中傷が多い原因として、
・試合での応援に熱意がこもっていること。
・敗戦におけるストレスが多いこと。
・観客、視聴する人間に若年層が多いこと。
以上の3点があると考えました。

むろん、これは深堀のない、
上辺だけしか見れていない考察かもしれませんが、
自分なりに納得のいく答えではあります。


原因の1つ目については、問題のないことなのですが、
その熱意が2つ目の原因で、「熱暴走」を引き込んでいます。

ですが、負けを素直に認め、それを消化できれば良いのですが、
原因の3つ目が、うまく消化させない未熟さのため、
そのまま誹謗中傷へとつながっていきます。




このまま自分なりの解釈で原因分析を行い、
それで終わろうかと思っていましたが、
やはり分別のない差別や誹謗中傷は、なくさないといけません。


それにはどうすればよいか?

まず思い浮かぶのは、原因を取り除くことですが、
それはできないことでしょう。

熱い応援をするな、という解決はおかしいですし、
敗戦のストレスをなくすことは、すなわち今のJリーグのシステムを変えて、
降格をなくしたり、試合数を野球と同等にすることになりますが、
それはあまりにも不自然です。

若年層の試合観戦をやめさせることも、まちがった解決方法です。
そして、それを実際に行うこともできません。


では、どうすれば誹謗中傷をなくすことができるのでしょうか?


「思いやり」をもつこと、それは1つの解決策です。
安易ですが、誰もが攻撃する感情をなくせば、
素晴らしい平和的解決です。

ただ、それが簡単にできるのであれば、
極論、日本の犯罪率は激減し、警察の仕事は
交通整理か道案内ぐらいという素晴らしい社会になります。

当然、そんな社会、
なったらいいですけど、明日からそうはなりません。


道徳や倫理観を大勢の人が持つのは、本当に理想ですが、
それより、私が思うことは「ネチケット」を持つことと思います。


どうも死語になった言葉のようですが、
ネット社会におけるエチケット、これが不十分に思えています。

誰もが容易にメールやLINE、インターネットなどを利用していますが、
不適切であっても法律上問題なければ良いだろう、
そんな感じで使われているような気がしています。


例えば車は便利ですが、教習所を経ても、事故は起こります。
ですが、ネットは誰にも教わることなく使えるがゆえに、
悪用されたり、セキュリティ事故を起こしたりが、
車以上に多いと思われます。


誤った使い方をすれば、どんなことが起こるのか、
それを理解しないまま、面白半分に利用して
自分の身を滅ぼし、不必要に他人を傷つけている。

ですから、最近は義務教育などでプログラムを教える機会があるそうですあ、
それをする前に、正しいネチケットを理解して、
そのうえで、パソコンの使用を習熟させるべきではないか、と。


妙案、とまではいかないですが、
なにか1つの解決として、私はネチケットを持って、
サッカーを見ていただければ、
嫌な誹謗中傷は無くなるのではないかと、思いました。




他にも厳罰化とか浮かびましたが、それよりも、
スポーツが素晴らしいことに気付いていただき、
そのスポーツを市民が汚すようなことは避けてほしいものです。




拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[859]  [858]  [861]  [852]  [857]  [839]  [856]  [855]  [838]  [837]  [854
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
ふるた
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1977/11/24
ブログ内検索
最新CM
[09/14 ふぇでら]
[09/02 ふぇでら]
[02/02 ご新規1名様]
[11/06 すー]
[03/06 おんな]
QRコード
Admin / Write
忍者ブログ [PR]