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以下、長い長い駄文です。

ゆっくり見てもらえれば幸い。

拍手[1回]


2016年6月4日、セレッソのホームゲームは、
3万人集客プロジェクトが行われました。

セレッソを応援して数年、
にわかファンからは脱却したつもりの自分は、
サポーターの立場として聞いた時は、寝耳に水でした。


3万人。

無理な数字か、と聞かれれば無理ではありませんが難しい数字ではあります。

2013年、J1の時のセレッソは、
ワールドカップ前に柿谷、山口、扇原の3選手がこぞって代表として招集され、
そこからの活躍はご存知妥当と思いますが、
ともかくその年の後半戦は、連日満員の勢いでした。

セレ女ブームなんて言われましたね。

集客数2万程度のキンチョウスタジアムはもちろん、
ヤンマースタジアム長居(当時は長居スタジアム)も、
大勢の方に足を運んでもらっています。
(その数字はこちら


さて、寝耳に水といいましたが、
3万人集客プロジェクトのニュースのリリースは5月21日。
2週間前からの告知で、クラブとしてがそれよりも前に決めていたと思いますが、
ちょっと急な告知だと感じました。


また、このイベントに際しては、
サポーターによるチラシ配布も含まれていましたが、
セレッソのサポーターの一人としては、
協力はしませんでした。

できませんでしたというほうが正しいかもしれませんが、
こういう声かけには抵抗があって、
自分自身がチラシを受け取ることはしないし、
さらにはそのチラシが捨てられたりしているのを見ると、
落ち込んでしまうという弱気でネガティブな理由からです。


それはさておき、3万人集客プロジェクト。

いろいろ疑問に思いましたが、
まず、なぜこの時期なのかと思いました。

アウェイサポーターの集まりやすい試合ではダメだったのか?
集客が見込みやすいゴールデンウィークや夏休みはダメだったのか?


セレッソは関西のチームなので、同じ関西の京都の試合は、
ターゲットとして最適と思いました。

しかも日付は(過ぎましたが)4月29日、
ゴールデンウィークの最初の日。

日程、対戦チームともベストですが、
あいにくこの日はキンチョウスタジアム。

この日をターゲットにして、
2万人集客プロジェクトにするのは現実味がありますが、
数字として2万は「弱い」です。

ちなみにこの日は、14,883人。
J2とはいえ、数字としてはまずまずかと。


しかし関西のJ2チームは現在、京都のみですので、
1つ目のアウェイサポーターの集まりやすい試合の1つは、
これで無くなりました。

それ以外で「近い」チームですと、
岡山、徳島、讃岐になります。

この3万人集客プロジェクトの対戦チームは、讃岐なので、
一番とはいきませんが近いほうですので、
1つ目の条件は少なからず満たせている気がします。


さて、2つ目の条件、日程ですが、
今年2016年のセレッソホームゲームを調べると、
キャパの大きいヤンマースタジアム長居が使える試合が、
・4月17日 北九州戦
・5月28日 岡山戦 
・6月 4日 讃岐戦(←3万人集客プロジェクト)
・10月2日 清水戦
この4試合だけでした。

そもそもゴールデンウィーク、夏休みに、
ヤンマースタジアム長居で試合を組めなかったわけです。


そうなると日程については少し納得です。
(仕方なく納得とも言えますが)

距離的に近いアウェイチームとの試合であれば来場者が見込めて、
あとはキャパの大きいヤンマースタジアム長居で試合をする日。

該当するのが、6月4日 讃岐戦だったんですね。



ただ、岡山戦もヤンマースタジアム長居。

距離は?

岡山駅 → ヤンマースタジアム長居 
電車(新幹線)1時間46分
車 2時間31分

高松駅 → ヤンマースタジアム長居
電車 3時間11分
車 2時間42分

車だと僅差だけど、電車なら新幹線込とはいえ
岡山のほうが断然近い。

岡山戦でもよかったのでは?


日程として、讃岐戦が土曜日だからか?
と思いましたが、岡山戦も土曜日でした。


ただ、讃岐戦は16時キックオフ(終了時刻18時)で、
岡山戦は18時30分キックオフ(終了時刻20時30分)なので、
日帰りしやすい讃岐戦のほうが試合時間でメリットがあって、
この日を3万人集客プロジェクトとして選ばれたようです。



まあ、結論としては、
ヤンマースタジアム長居が使用できるホームゲームで、
アウェイサポーターが来場しやすい日で、
さらに開始時間も早めなので、
6月4日の讃岐戦が3万人集客プロジェクト開催日として、
選ばれたような気がします。


ただ、2週間前に告知は正直遅いような。


また、このアナウンスを私が知ったのは、
ホームページなどのネットだけと記憶しています。

このようなイベントの告知、
無いよりはあるほうがいいんですが、
ネットのみというのはなかなかに難しいような。

特に、セレッソのファン、サポーターであれば、
ネットの情報を収集するのは能動的に行いますが、
そういう人は呼ばれなくてもスタジアムに来てると思います。

それ以外の人に来場してもらうのが、
今回のプロジェクトの趣旨のはずですので、
セレッソファン以外の人、もしくはサッカーに興味のない人にも
来てもらうようにするには、ネット以外の告知があったほうが、
良かったと思います。


こういった周知の方法は、クラブとしての課題ですね。

それを補うのが、サポーターによるチラシ配布であれば、
それに協力してない私がどうこう言うのは筋違いですが、
それでも2週間前よりもっと早く告知があったほうが良かったと思います。

さらに言うとサポーターによるチラシ配布は、
正直、他力本願なような。

もちろんクラブのスタッフで行うのは人数的には厳しいでしょうが、
例えば他のクラブでは、選手自らチラシ配布を行い、
努力している姿を見ています。


セレッソの選手にそれをしてもらうのはダメなんでしょうか?

人気がありすぎてパニックになる?

どうなんでしょうか?


確かに未だにセレッソの練習には日にもよりますが、
大勢のファンが押し寄せています。

でも、この3万人集客プロジェクト、
選手の努力が無いことに、
本気度合いを「見る」上では少々懐疑的になります。


もちろん、こういったイベントを何もせず、
来場者数を伸ばさないでいるのは良くないですが、
せっかく大々的にやるのであれば、
使える手段はフルに利用したほうが良かったです。


また、試合前のイベントでも何かできたような気がします。

この日のイベントは、以下の通り。
【イベント】
プライムセレッソ会員・クラブセレッソ会員限定 夢の“選手とのハイタッチ”
事前申込み:6月2日(木)12:00まで
ニッポンハムグループ サポーティングマッチ 森の薫り ウインナーデー 
・来場者プレゼント
・ハムリンズが来場
・商品PRブース出店
クラブ公式サイトより)

1つ目クラブ会員限定というのは、
3万人集客プロジェクトを後押しするイベントとしては、△です。

初めて試合見に来る人を置き去りにしています。


2つ目は、来場者プレゼントという点で、喜ばれる内容と言えますが、
初めて来る人に向けたイベントがこれだけというのは、ちょっと悲しいです。

例えば、試合に出ない選手によるファンとの交流とか。

とはいえ、スタジアムのどこでそのようなイベントをやるのか、
場所の問題もありますので、難しいところですが、
まだまだ工夫はできたはずです。



なお、この3万人集客プロジェクト、
結果としては18,002人という数字で終わりました。

今年のホームゲームとしては、
今のところ一番の来場者数でしたが、
目標の数には届かず。


日程の問題、対戦チーム、試合開始時間、
いろいろな要因はありましたが、
次にまた3万人集客プロジェクトを行うときは、
選手の力も使って、イベントも工夫して、
よりよいものにしてほしいところです。



まあ、長々と書きましたが試合は3-2の逆転負け。

運営する立場なら、
負けても楽しいスタジアムが最高と思いますが、
試合内容も決して良いものではなく、
大勢の人が悔しい気持ちで帰路に就く。

スタジアムに来て、最もうれしいのは、
やっぱり勝利なんですけどね。
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