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「う」はウルティマ。
一昔前にオンラインゲームとして一世を風靡したコンピュータRPGですが、
私の場合はファミコン「恐怖のエクソダス」が最初の出会いです。
当時、ファミコンソフトについて得る知識は雑誌か、
友人の話かおもちゃ屋さんでの試遊台ぐらいしかなかったのですが、
これは多分雑誌で欲しいと思ったと、思います。
それと、パッケージのイラストに魅了されたかな?
昔に多かった太ももむき出しで、金属鎧に剣と盾を構えた戦士(童顔だけど)、
シスターの少女、老練の魔法使いと、一癖ありそうな盗賊の姿。
実際のゲーム自体は、初心者お断りな内容でしたが、
キャラクター作成と独特の世界観が好きでした。
当時一般的ではなかったエルフやドワーフなどの名前を、
「にんげん」(人間) どの能力も平均して高い
「ようせい」(エルフ) きようさがもっとも高く、ほうりきが並
「けものぞく」(ドワーフ) ちからが最も高く、まじゅつが並
「こびとぞく」(ボビット) ほうりきが高く、きようさが並
「まぞく」(ノーム、と思います) きようさ、まじゅつが最も高く、ちからが低い
これらに置き換えたものを選び、それから、
「せんし」 ちからが最も高い
「シスター」 ほうりきが最も高い、回復系呪文がすべて使える
「まじゅつし」 まじゅつが最も高い、攻撃系呪文がすべて使える
「とうぞく」 きようさが最も高い
「きし」 ちからとほうりきが高い、回復系呪文が多く使える
「さんぞく」 ちからときようさが高い
「しじん」 ちからとまじゅつが高い、攻撃系呪文が多く使える
「まじょ」 きようさとほうりきが高く、回復系呪文が多く使える
「そうりょ」 まりょくとほうりきが高い、攻撃系呪文と回復系呪文が多く使える
「かがくしゃ」 きようさとまりょくが高い、攻撃系呪文が多く使える
「レンジャー」 ちからが高く、きようさも高め、攻撃系呪文と回復系呪文が少し使える
などの職業を選びキャラクターを作成します。
一応、能力値はこうなっています。
・ちからは攻撃のダメージで重要
・きようさは宝箱を開けるときの罠を回避するためと、攻撃の命中に重要
・まじゅつは攻撃呪文の種類とMPで重要
・ほうりきは回復系呪文の種類とMPで重要
敢えて、当時のゲームのとおり、ひらがなで書いていますが、
漢字だと力、器用さ、魔術、法力となります。
こういったゲームを経験したから、
TRPGに入り込みやすかったと思います。
それ以前に、ファミコンでウィザードリィがあって、
そちらのほうがまだ遊びやすいわけですが、当時はそれを知る由もなく、
途中まで進めては、またキャラクターを作ったりして変わった遊び方をしていました。
ほんと、わかりづらいというか、
今のゲームが親切すぎるのかもしれませんが、
敵を倒してもレベルは5までしか上がらず、
それ以上にレベルを上げるには、
ダンジョンにあるアイテムだかを手に入れないといけないし、
レベルが上がってもHPしか上がらず、
能力値を上げるには、海に出現する海賊を倒して船を手に入れ、
その船で渦潮に飛び込み、たどり着いた先にある土地で、
お金を払って能力値を上げてもらいます。
フィールドは2Dですが、ダンジョンも3Dダンジョンでしたし、
移動するには食料が必要で、これがなくなると徐々にHPが減少します。
移動が速くなる馬もありましたが、
ドット絵が小さくなってキャラクターの絵が微妙になります。
敵はシンボルエンカウント方式で、戦闘はタクティカル戦闘、
といっても移動は1マスずつで、近接武器しかなければ、
隣接しないと攻撃できず、魔法の名前は独特で、
説明書がないと効果もわかりません。
そんな不便なゲームでしたが、最初に触れたRPGだったこともあって、
何も気にせず遊んでました。
ちなみに、ファミコンでの2作目のウルティマ、
「聖者への道」はグラフィックも良くなって、システムも遊びやすくなってまして、
あいにくクリアはできませんでしたが、魔王を倒すとかそういった物語ではなく、
様々な行為を経て「徳」を積んで「聖者」になるという、
当時でも珍しいRPGでして、こちらはより思い入れがあります。
種族はなくなり、主人公の作成は、最初に提示される質問に対して答えることで、
このゲームで最も重要な8つの「徳」のどれを重視したかで決まります。
「誠実さ」魔法使い 魔法のエキスパートでMPも豊富、装備は最弱
「公平さ」ドルイド僧 魔法が得意で、装備も割と強い
「勇敢さ」戦士 戦闘のエキスパートだが、魔法と魔法の武器は使用不可、ただし専用武器あり
「名誉」騎士 戦士に次ぐ戦闘力、魔法の武器も装備可能で、魔法も使用可能
「きよらかさ」レンジャー 戦闘も得意で魔法もやや得意、魔法の武器は装備不可
「やさしさ」吟遊詩人 装備はそこそこで魔法は得意
「献身」鍛冶師 戦士に劣るが戦闘が得意、魔法も少し使えて、魔法の武器も装備可能
「謙虚さ」羊飼い 装備は最弱、魔法も使えないが、専用の防具とアイテムを使える
この2作目の発売を雑誌で見たとき、
盗賊がいなくなってるし職業の数も少ないなあ、と思いましたが、
ゲームの目的が「聖者」になるためですから、
さすがに盗賊や山賊はご法度なわけで当然です。
このゲームでは、呪文の体系は分かれておらず、
能力値も、強さ、賢さ、器用さの3つと比較的シンプルです。
レベルは最大10ぐらいですが、
レベル × 100点のHPなので、
弱いということはなかったです。
能力値の上昇は、ダンジョンに行って宝玉だったかに触れば、
ダメージを受けますが上昇するシステムでした。
でも能力値が上がらなくても、敵にダメージを与えられないとかなかったです。
ただ気付かなかったけど、苦労はしてたかも。
前作と同じ、フィールドは2D、ダンジョンは3D。
移動に、船以外に気球と、ワープするゲート(ムーンゲート)があり、
気球は魔法で風の方向を変えたり、
ワープするゲートは、時間で変化する月齢で出現したり、
行く先が変わったりとなっていました。
何にせよ、最初からマップのいろんな場所に行ける、
自由度の高さには驚きました。
また魔法についてはMPの消費以外に、店で売られている触媒が必要で、
これを買うときに代金をごまかすことができるんですが、
そうすると「徳」の1つである誠実さが減少したり、
戦闘中に逃亡すると勇敢さが減少したり、
「徳」をさらに積むには、それぞれの神殿に寄付したりと、
聖者の道は非常に大変な道であることが分かります。
ともかく、1作目にせよ、2作目にせよ、
職業の棲み分けがとてもよくできていたことが鮮明に覚えています。
まあ、どうしても中途半端で使いづらい職業もいますが、
個性がはっきり分かれていて、どれかの劣化版とかがないのは、
初期のRPGながらしっかりと作られていると感じました。
ついでに、もともとのウルティマはPCゲームで、
その3作目と4作目が、ファミコンの1、2作目として発売されたものです。
そのPCの1作目は、ファンタジーなのに最後は宇宙に行くという、
何とも自由な発想のゲームになっています。
(と、なぜか買ってもらったPC版1,2、3の攻略本を見て知りました)
こういった、いろいろな職業があって、魔王を倒しに行く以外のストーリーが、
今のTRPG好きの礎になっているんだと思います。
職業の名前も、なんだかいいものと思っちゃうんですよね。
特に2作目の鍛冶師と羊飼いなんて町や村の住人の職業なんですけど、
そういった人間も聖者を目指すと言うのが素敵です。
あと、TRPGとかでバード(吟遊詩人)が好きなのもこのゲームの影響だと。
戦士や騎士に比べたら、旅芸人みたいなもんですから、
それが一生懸命戦ったりするんで。
だから、ファイナルファンタジーⅣで出てきたギルバードは、ちょっと思い入れがあります。
決して強くもないですけど。
そのあと、ドラクエでも旅芸人とか出てきますけど、
そっちはあんまりかな、やっぱり最初のインパクトが大きいです。
以上、ウルティマでした。
一昔前にオンラインゲームとして一世を風靡したコンピュータRPGですが、
私の場合はファミコン「恐怖のエクソダス」が最初の出会いです。
当時、ファミコンソフトについて得る知識は雑誌か、
友人の話かおもちゃ屋さんでの試遊台ぐらいしかなかったのですが、
これは多分雑誌で欲しいと思ったと、思います。
それと、パッケージのイラストに魅了されたかな?
昔に多かった太ももむき出しで、金属鎧に剣と盾を構えた戦士(童顔だけど)、
シスターの少女、老練の魔法使いと、一癖ありそうな盗賊の姿。
実際のゲーム自体は、初心者お断りな内容でしたが、
キャラクター作成と独特の世界観が好きでした。
当時一般的ではなかったエルフやドワーフなどの名前を、
「にんげん」(人間) どの能力も平均して高い
「ようせい」(エルフ) きようさがもっとも高く、ほうりきが並
「けものぞく」(ドワーフ) ちからが最も高く、まじゅつが並
「こびとぞく」(ボビット) ほうりきが高く、きようさが並
「まぞく」(ノーム、と思います) きようさ、まじゅつが最も高く、ちからが低い
これらに置き換えたものを選び、それから、
「せんし」 ちからが最も高い
「シスター」 ほうりきが最も高い、回復系呪文がすべて使える
「まじゅつし」 まじゅつが最も高い、攻撃系呪文がすべて使える
「とうぞく」 きようさが最も高い
「きし」 ちからとほうりきが高い、回復系呪文が多く使える
「さんぞく」 ちからときようさが高い
「しじん」 ちからとまじゅつが高い、攻撃系呪文が多く使える
「まじょ」 きようさとほうりきが高く、回復系呪文が多く使える
「そうりょ」 まりょくとほうりきが高い、攻撃系呪文と回復系呪文が多く使える
「かがくしゃ」 きようさとまりょくが高い、攻撃系呪文が多く使える
「レンジャー」 ちからが高く、きようさも高め、攻撃系呪文と回復系呪文が少し使える
などの職業を選びキャラクターを作成します。
一応、能力値はこうなっています。
・ちからは攻撃のダメージで重要
・きようさは宝箱を開けるときの罠を回避するためと、攻撃の命中に重要
・まじゅつは攻撃呪文の種類とMPで重要
・ほうりきは回復系呪文の種類とMPで重要
敢えて、当時のゲームのとおり、ひらがなで書いていますが、
漢字だと力、器用さ、魔術、法力となります。
こういったゲームを経験したから、
TRPGに入り込みやすかったと思います。
それ以前に、ファミコンでウィザードリィがあって、
そちらのほうがまだ遊びやすいわけですが、当時はそれを知る由もなく、
途中まで進めては、またキャラクターを作ったりして変わった遊び方をしていました。
ほんと、わかりづらいというか、
今のゲームが親切すぎるのかもしれませんが、
敵を倒してもレベルは5までしか上がらず、
それ以上にレベルを上げるには、
ダンジョンにあるアイテムだかを手に入れないといけないし、
レベルが上がってもHPしか上がらず、
能力値を上げるには、海に出現する海賊を倒して船を手に入れ、
その船で渦潮に飛び込み、たどり着いた先にある土地で、
お金を払って能力値を上げてもらいます。
フィールドは2Dですが、ダンジョンも3Dダンジョンでしたし、
移動するには食料が必要で、これがなくなると徐々にHPが減少します。
移動が速くなる馬もありましたが、
ドット絵が小さくなってキャラクターの絵が微妙になります。
敵はシンボルエンカウント方式で、戦闘はタクティカル戦闘、
といっても移動は1マスずつで、近接武器しかなければ、
隣接しないと攻撃できず、魔法の名前は独特で、
説明書がないと効果もわかりません。
そんな不便なゲームでしたが、最初に触れたRPGだったこともあって、
何も気にせず遊んでました。
ちなみに、ファミコンでの2作目のウルティマ、
「聖者への道」はグラフィックも良くなって、システムも遊びやすくなってまして、
あいにくクリアはできませんでしたが、魔王を倒すとかそういった物語ではなく、
様々な行為を経て「徳」を積んで「聖者」になるという、
当時でも珍しいRPGでして、こちらはより思い入れがあります。
種族はなくなり、主人公の作成は、最初に提示される質問に対して答えることで、
このゲームで最も重要な8つの「徳」のどれを重視したかで決まります。
「誠実さ」魔法使い 魔法のエキスパートでMPも豊富、装備は最弱
「公平さ」ドルイド僧 魔法が得意で、装備も割と強い
「勇敢さ」戦士 戦闘のエキスパートだが、魔法と魔法の武器は使用不可、ただし専用武器あり
「名誉」騎士 戦士に次ぐ戦闘力、魔法の武器も装備可能で、魔法も使用可能
「きよらかさ」レンジャー 戦闘も得意で魔法もやや得意、魔法の武器は装備不可
「やさしさ」吟遊詩人 装備はそこそこで魔法は得意
「献身」鍛冶師 戦士に劣るが戦闘が得意、魔法も少し使えて、魔法の武器も装備可能
「謙虚さ」羊飼い 装備は最弱、魔法も使えないが、専用の防具とアイテムを使える
この2作目の発売を雑誌で見たとき、
盗賊がいなくなってるし職業の数も少ないなあ、と思いましたが、
ゲームの目的が「聖者」になるためですから、
さすがに盗賊や山賊はご法度なわけで当然です。
このゲームでは、呪文の体系は分かれておらず、
能力値も、強さ、賢さ、器用さの3つと比較的シンプルです。
レベルは最大10ぐらいですが、
レベル × 100点のHPなので、
弱いということはなかったです。
能力値の上昇は、ダンジョンに行って宝玉だったかに触れば、
ダメージを受けますが上昇するシステムでした。
でも能力値が上がらなくても、敵にダメージを与えられないとかなかったです。
ただ気付かなかったけど、苦労はしてたかも。
前作と同じ、フィールドは2D、ダンジョンは3D。
移動に、船以外に気球と、ワープするゲート(ムーンゲート)があり、
気球は魔法で風の方向を変えたり、
ワープするゲートは、時間で変化する月齢で出現したり、
行く先が変わったりとなっていました。
何にせよ、最初からマップのいろんな場所に行ける、
自由度の高さには驚きました。
また魔法についてはMPの消費以外に、店で売られている触媒が必要で、
これを買うときに代金をごまかすことができるんですが、
そうすると「徳」の1つである誠実さが減少したり、
戦闘中に逃亡すると勇敢さが減少したり、
「徳」をさらに積むには、それぞれの神殿に寄付したりと、
聖者の道は非常に大変な道であることが分かります。
ともかく、1作目にせよ、2作目にせよ、
職業の棲み分けがとてもよくできていたことが鮮明に覚えています。
まあ、どうしても中途半端で使いづらい職業もいますが、
個性がはっきり分かれていて、どれかの劣化版とかがないのは、
初期のRPGながらしっかりと作られていると感じました。
ついでに、もともとのウルティマはPCゲームで、
その3作目と4作目が、ファミコンの1、2作目として発売されたものです。
そのPCの1作目は、ファンタジーなのに最後は宇宙に行くという、
何とも自由な発想のゲームになっています。
(と、なぜか買ってもらったPC版1,2、3の攻略本を見て知りました)
こういった、いろいろな職業があって、魔王を倒しに行く以外のストーリーが、
今のTRPG好きの礎になっているんだと思います。
職業の名前も、なんだかいいものと思っちゃうんですよね。
特に2作目の鍛冶師と羊飼いなんて町や村の住人の職業なんですけど、
そういった人間も聖者を目指すと言うのが素敵です。
あと、TRPGとかでバード(吟遊詩人)が好きなのもこのゲームの影響だと。
戦士や騎士に比べたら、旅芸人みたいなもんですから、
それが一生懸命戦ったりするんで。
だから、ファイナルファンタジーⅣで出てきたギルバードは、ちょっと思い入れがあります。
決して強くもないですけど。
そのあと、ドラクエでも旅芸人とか出てきますけど、
そっちはあんまりかな、やっぱり最初のインパクトが大きいです。
以上、ウルティマでした。
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