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『三国志「その後」の真実 知られざる孔明没後の後伝』 (SB新書)



出れば手が出る三国志本。

特にいろいろ読み始めて分かる、名士社会と権力者との関係。
この時代、名士を取り込むことが支配を行う上で非常に重要な要素であること。

単に強い武将が戦うだけの物語ではなく、史実をもとに見たときに、
劉備や曹操、孫権は自国の名士をうまく取り込み、取り込んだ後は、
権力の配分を巧みにコントロールしつつ国を治めている。

その辺りは、非常に面白い部分で、
それを前面に出す作品やゲームが出てくれると面白いと思います。


話は逸れましたけど、
本書は三国時代の概要を見せつつ、孔明没後から晋の建国、
そして晋から西晋となって、その滅亡までを紹介するという内容で、
これまで知らなかった話が知れて非常に面白い一冊です。

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