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「こ」はコロコロコミック

ナイツ的に言うなら、こくちこくちコミックのあれです。


小学生時、小学館の学習雑誌を毎月買っていたのでお利口さんの僕ですが、
その表紙に必ず登場するドラえもんが、違う雑誌の表紙に登場していて、
興味を持ったので買ってもらいました。

その時に読んで驚いたのが、ドラえもんの映画の原作が連載されていたこと。
まだ藤子F先生が生きてらっしゃったとき、ドラえもんの劇場版は、
大長編ドラえもんとして毎年漫画を掲載されていたんです。

ちなみに、その時の映画は「のび太と鉄人兵団」の最後のお話。

鉄人兵団が徐々に押し寄せてくるなか、慌てるスネ夫と意気込むジャイアン。
そしてドラえもん、のび太の4人が鉄人兵団を相手に、
秘密道具で戦うという他のドラえもんの映画でも、非常に勇ましい作品のラストでした。

しずちゃんは、別行動でしてそれが結果、戦いを終わらせる活躍をします。

あと、アニメではしずかちゃんですが、漫画ではしずちゃんです。


その後、毎年ドラえもんの映画公開が近づくにつれて始まる、
大長編の原作は非常に楽しみにしていました。


コロコロコミック。

今でも言われない呼び方と思いますが、いわゆるジャリマン。
対象となる読者が児童ですから、おもちゃというよりはホビーとの提携が多くありました。

僕が最初にコロコロコミックを読んでいたときにあったホビーはラジコン。
田宮模型のRCでした。

とはいえ、自分で作って、しかもそれを上手に走行させる。
当時はタミヤRCカーグランプリというテレビ番組もありましたが、
まずラジコン自体が高価で、それを失敗せずに完成させること、そして
スピードを出して走らせるわけですから、高値の花と言うか、もう別次元に見えていました。

おそらく同じ感じで見てた子供も多かったようで、
それからしばらくしてミニ四駆が登場し、今もまたブームとなっていますから、
鮮やかな商売と思います。

鮮やかは関係ないかもしれませんが。

ただ、このミニ四駆も早く走らせるということに、なんだかハードルを感じてしまい、
ちょっと手を伸ばしただけでのめりこみませんでしたけどね。

ラジコンの漫画は、ラジコンボーイ。
連載途中から、スーパードラゴンという新しいマシンが登場し、
その後ファイヤードラゴン、サンダードラゴン、セイントドラゴンと登場し、
果てはラジコンで命を懸けて戦うという、まさにジャリマンらしいジャリマンでした。

ミニ四駆は、ダッシュ四駆郎。
実際のミニ四駆のレースはコースを走らせますが、
漫画ではホッケーのスティックでミニ四駆を操作しながら一緒に走るという内容でした。

登場人物は、主人公の四駆郎、タンクロー、シンクロー、パンクロー、輪子さん。
登場するミニ四駆は漫画オリジナルで後に発売もされましたが、
皇帝(エンペラー)、太陽(バーニング・サン)、流星(シューティングスター)、
弾丸(キャノンボール)、ダンシングドール。

ちょっと英語を覚えることができました。


あと、ファミコンも外せませんね。

コロコロコミックはハドソンの情報が多くて、
そのせいで、「ボンバーキング」、「新人類」というアレなゲームも迷わず購入したぐらいです。

ボンバーキングは、自分の爆弾ですぐ死ぬんです。もう本当に1面から遠慮なく。
自分が爆弾を置いて、その場から移動しようとしたら、敵の弾に当たってひるんでしまい、
爆発に巻き込まれる。ボンバーキングは自爆王でした。

新人類もアレなゲームで、原始人が投石、石斧、ブーメラン、火の玉と
まさに原始人の進化のごとく武器が進化して、最後は長州力になるという、
強制縦スクロールのアクションゲームでした。

いわゆるバカゲーですが、まったく先に進めることができませんでした。


それはさておき、ファミコン。

当時はアクションゲーム、シューティングゲームが主流でして、
そのファミコンの漫画、ファミコンロッキーもとっても動きがありました。

画面いっぱいの敵に対して、ゲーム拳必殺五十連打で乗り切るとか、そんな漫画です。
四方八方からピッチングマシーンでボールを飛ばし、それを受けきる訓練とか、
まあ何でもファミコンで決着するんで潔いマンガでした。

それから、最終回で取り上げたファミコンソフトは、ハドソンの「ヘクター’87」。
キャラバンシューティングの3作目と言うことで、コロコロコミックでも記事で取り上げられていて、
もちろん僕も買ってもらいましたが、まあ如何せん非常に地味なシューティングで、
前のキャラバンシューティングの「スターソルジャー」みたいにパワーアップはなく、
対空攻撃は前方のみ、それと対地攻撃。時期も戦闘機と言うより、
こじんまりした一人乗りのスタートレックみたいなやつ。

白い前方後円墳と言ってもいいぐらい。

これはキャラバンシューティングが、制限時間以内に如何に得点を稼ぐかを主旨にしていたため、
派手な攻撃やボムでの緊急回避もなく、いかに正確に敵の配置を覚えて早く倒すか、
得点の高い敵、地上の隠しキャラを狙うかに特化しておりまして、
ゲームも本番のキャラバンシューティング用に2分モードと5分モードだった音もいますが、
今のシューティングゲームでも珍しいモードも用意されていました。

まあ、そんな地味なゲームですがファミコンロッキーの中では激しく競われていました。
話の中で主人公が目を負傷してしまい、ヒロインの指示で自機を操作してプレイするんですが、
最後の最後に大音響で耳が聞こえなくなってしまうという、とんでもないピンチを、
なんともすごい必殺技で乗り切るというラストを迎えたのを覚えています。

あと、ファミコンの試合だけど、タッグ戦で相棒が痺れ薬のせいで倒れてしまうとか、
こちらもジャリマンの鏡ともいえる素晴らしい展開でした。


ホビーと少し毛色は違いますが、ビックリマンシールも取り上げられました。
シールの人気もあって、ビックリマンのストーリーを漫画にして連載されていて、
アニメではヤマト皇子が主人公ですが、こちらの漫画は終始スーパーゼウスが主人公で、
設定どおりにスケベなのはともかく、児童漫画でジジイが主役と言うところに、
なんだかなあと思いながらも見ていました。

まあ、それが今では違う爺さんの漫画がコロコロに出てきたんだから不思議なものです。


当時のホビーでも、ガンダムはボンボンが取り上げていましたので、
コロコロは当時トミーのゾイドが扱われていました。

小学館の学習雑誌のほうでは、ゾイドのジオラマとともに、
ゾイドバトルストーリーという非常にミリタリー色の強い、作りこまれた記事もありました。


まあ、いうなれば、ガンダム(バンダイ)=ボンボン(講談社)に対して、
ゾイド(トミー)=コロコロ(小学館)と言う構図になりますが、
それが今では、コロコロにもガンダムが登場したりするんで、驚きです。


コロコロには、ホビー以外の漫画もありました。

メジャーどころではおぼっちゃまくん、つるピカハゲ丸、ドッジ弾平。
超人キンタマンは名作ですね。

大学時代のバイト先の友人、マツさんが大人になってから読んでも面白いと太鼓判を押してました。

それから今は言いづらくなったけど、かっとばせキヨハラくん。
デフォルメしすぎの誇張しすぎな選手ばかりでしたけど、
この当時、野球に興味を持てたのはこの漫画のお陰です。


それと忘れちゃいけない、がんばれキッカーズ。

小学生のサッカー部漫画です。
主題歌西村知美でアニメ化もされて、アニメは原作よりもキャラデザが少し雑な感じでしたが、
結構熱心に見てましたね。


そして甘いぞ、男吾。何よりもこの漫画が大好きでした。

いわゆる番長タイプの主人公の漫画ですが、
勉強はできないけど運動神経抜群で、ケンカが強い、
情に厚くて曲がったことは一切しない、誰かのためならいくらでも頑張る、
そんな熱い小学5年生、巴 男吾が主人公の漫画です。

どれくらい好きかと言うと、もう僕の中でのバイブルでして、
今でも行ってきますの挨拶は、男吾と同じ「行ってまいります」、
ただいまの挨拶は「ただいま帰りました」ですし、ご飯粒は1つも残さず食べます。

大袈裟ですけど、この漫画が無かったらガリ勉だけで、
挨拶のちゃんとできない人間になっていたかもしれません。

それぐらい影響を受けました。


結局、小学校の2年生の3学期から小学校を卒業するまで、毎月コロコロコミックを読んでいました。

月刊誌と言うこともありますから、次月号が出るまで何度も何度も読んでました。
もう隅から隅まで、漫画の余白に描かれた登場人物の紹介はもちろん、
新刊案内、同じ小学館の雑誌の紹介、隅から隅まで逃さず読んでました。

そのせいもあって、コロコロコミックの増刊号の存在も知ってそれも買ってもらいまして、
最後のころは毎月コロコロコミック、2か月に一度の別冊コロコロコミック、
春、夏、冬休みに発売されるコロコロコミック増刊号と、
1年で21冊コロコロを読んでました。

まあ、それだけコロコロコミックに浸かってましたが、中学生で卒業しまして、
その後に来るポケモンブームや、爆走兄弟レッツ&ゴーは読まずでした。
知ってますけどね。


まだまだ語ることはたくさんあります。

新人作家の漫画賞受賞作品は、阪神タイガースのバースがロボットという設定で、
そのせいもあって阪神は大躍進を遂げるけども自打球で足を故障して、
先は危ぶまれたものの最後にホームランを打つとか。

リトルコップという刑事漫画、カンフー漫画 獅子王伝、
サイボーイと言う小学生だけどアンドロイドで返信して凶悪事件に立ち向かうとか。

別冊コロコロや増刊号だけの連載だったけど、
クッソ・マジーメ回路を搭載されたアトムみたいな少年ロボット教師の漫画、
今思うとロボットが登場する学校ものが多いけど、そこはやっぱり児童漫画だからですね。


あと、ハドソンがらみで高橋名人の漫画も多かったです。
当時のヒーローですね。幼い時のエピソードとか思いっきり誇張してたり、
めちゃくちゃでしたけど、気にせず読んでました。

ガリ股を治すため、狭い路地を走ったら塀を破壊しながら進んだとか、
限られた時間にセミをとるため、うんこを投げて捕まえたとか。

言っても漫画雑誌ですから、漫画の話ばかりでしたけど、
その中にあってもファミコンやビックリマン、ミニ四駆と子供が好きなものを紹介し、
いまでもずっと愛され続けている雑誌です。


以上、コロコロコミックでした。

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