世界史の叡智 悪役・名脇役篇 - 辣腕、無私、洞察力の51人に学ぶ

『世界史の叡智 悪役・名脇役篇
　- 辣腕、無私、洞察力の51人に学ぶ』(中公新書)



産経新聞のコラムとして、連載されていたものをまとめた一冊。

文字通り、古代から現代までの先人たちの足跡を紹介しつつ、
そこから学ぶべきものを見いだしてくれます。

洋の東西を問わず幅広い内容で、
著者の知識の広さには脱帽します。



と、前回と同じことを書いてみる。

こちらは、どちらかと言えばあちらと違って、
タイトルにもある通り、脇役や悪役（と言われている）、
歴史上のそう言った人物を取り上げてくれています。


最近、悪役について、とつとして考えているのですが、
なかなかに極悪な人間と言うのは浮かばないもので。

そう言ったことを考えるのにも、良い題材の本でした。


それ目的で買ったわけでなく、
この本を書店で見つけて、直ぐに前巻があると分かり、
2冊同時に勝ったわけですが「学ぶところに、師、訪れる」

知りたいことを考えると、自ずと本が出てきてくれる訳です。


こうなると、うちに眠っている未読の本
およそ400冊ほどにも、出番が来るはずで。

世界史の叡智 - 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ

『世界史の叡智 - 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』 (中公新書)



産経新聞のコラムとして、連載されていたものをまとめた一冊。

文字通り、古代から現代までの先人たちの足跡を紹介しつつ、
そこから学ぶべきものを見いだしてくれます。

洋の東西を問わず幅広い内容で、
著者の知識の広さには脱帽します。


賢い人が広く教えてくれる知識と言うのは、
無教養の自分にとっては非常にありがたくなります。

これを読んで、特に新渡戸稲造という、
旧五千円札の人物に触れたくなりました。


一冊の本から違う本へとつながって知識が増えていくことが、
至上の喜びと思います。

ワカコ酒 4

『ワカコ酒 4』 (ゼノンコミックス)



あっという間に4巻目です。

ある種のグルメ漫画、酒の肴だけを紹介するのに、
ここまで続いていて、ドラマ化にもなるのは、
紹介される食べ物がどれもおいしそうに見えるからでしょうね。

下戸の私でも、肴をあてにして一杯飲みたくなる。
そんな漫画です。

ウォーキング・デッド6

『ウォーキング・デッド6』



早く終わってほしい、そう思う作品。

まだ悲劇は続くのか。

異常な世界。傷つく人々。
死にゆく人。

もはや人との争いしか残っていない極限社会。

とめはねっ!鈴里高校書道部 13

『とめはねっ!鈴里高校書道部 13』 (ヤングサンデーコミックス)



熱い文科系クラブ漫画の最新刊。

書に向き合う真摯な姿勢。

もうすぐ終わるようで、残念ですが、
良い形で終わってほしいとも思います。

多重人格探偵サイコ (21)

『多重人格探偵サイコ (21)』 (カドカワコミックス・エース)



まだ終わらない戦い。

多くの犠牲者を生んだ戦いも、
ついに次巻、完結。

日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?

『日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?』 (文春文庫)



ワールドカップ前に出た本ですが、
十分に読める内容。

高校サッカー、Jリーグ、代表戦と
たくさんの試合を見て感じたことを、
記者目線で語ってくれる一冊。

げんしけん 二代目の八(17)

『げんしけん 二代目の八(17)』 (アフタヌーンKC)



波戸ちゃんが主役となるかと思ったけど、
すっかり斑目がメインですね。

社会人（？）おたくの女性との触れ合いが、
他人事はないので、身に染みて、
でも面白い。

大砲とスタンプ(4)

『大砲とスタンプ(4)』 (モーニング KC)



架空の戦記と書くと、えらく重厚な話に思えますが、
このマンガに関しては、一貫して緩い雰囲気が続きます。

それでいて、やはり戦争があるので、
どこか開き直ったような酷なところも見せます。


この作者の絵は、長く見てますが、
漫画で読めるのがうれしい。

ソード・ワールド2.0リプレイ 千竜と刃の革命 (2) Breakout

『ソード・ワールド2.0リプレイ 千竜と刃の革命 (2) Breakout』
(富士見ドラゴンブック)



ベーテ氏の新シリーズ2巻目。

むやみやたらに乳をでかく描くのは、どうかと思う。
内容より、そんなことが気になる。

まあ、それが今の潮流か。

必要とされているものが、今一つ分からない。


著者は好きだけど、シリアスな感じが少ないので、
苦手なシリーズ。

いや、悪いわけじゃないけど、好みの問題。