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金曜日に会社の旅行に行って、そこから帰ってきた土曜日にジム。

日曜日もジムに行ってから飲み会とカラオケをオール。

月曜日に1回帰ってから、ジム。


そんな感じで忙しい3連休でした。


ジムばっかりですね。




会社の旅行で、退職される社長の似顔絵を色紙に描いたけど、
他の人の書いた色紙のほうがうまかった。

カラオケですごい歌のうまい人がいた。

いやあ、うまい人がいるとやる気が出ます。


フットサルは、誰よりも下手だから、もっとうまくなりたくなる。

俄然やる気が出てくる。
明日も明後日も、明々後日もジムに行こう。

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『三国志「その後」の真実 知られざる孔明没後の後伝』 (SB新書)



出れば手が出る三国志本。

特にいろいろ読み始めて分かる、名士社会と権力者との関係。
この時代、名士を取り込むことが支配を行う上で非常に重要な要素であること。

単に強い武将が戦うだけの物語ではなく、史実をもとに見たときに、
劉備や曹操、孫権は自国の名士をうまく取り込み、取り込んだ後は、
権力の配分を巧みにコントロールしつつ国を治めている。

その辺りは、非常に面白い部分で、
それを前面に出す作品やゲームが出てくれると面白いと思います。


話は逸れましたけど、
本書は三国時代の概要を見せつつ、孔明没後から晋の建国、
そして晋から西晋となって、その滅亡までを紹介するという内容で、
これまで知らなかった話が知れて非常に面白い一冊です。

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「す」はスーパーロボット大戦。

俗に言うスパロボですが、リアルロボットの対比で用いるスーパーロボットではなくて、
ゲームのスパロボです。


1作目は初期の、あの白黒のゲームボーイで出たソフトでして、
おもちゃ売り場でこのゲームのポスターを見たときは、今時ゲームボーイでSDキャラのゲームか、
売れるのかなあ、と勝手なことを思ってました。

だいたい何でも初見は上から目線で失礼な想像をしている人間ですね、僕は。


それからしばらくたって、友人の山岸が「スパロボEXは面白い」と言っていたのを、
興味なく聞いていましたが、当時は昼飯を抜いて小遣いにしてたんで遊んでみたところ、
これが割と面白い。


スーパーロボット大戦は、ガンダム、ゲッター、マジンガーなど、
それぞれの作品のロボット同士、協力して戦う趣味レーションRPGで、
1作目はパイロットの概念はなく、ZファンダムやアフロだいAらが自らしゃべるゲームでした。

2作目はファミコンソフトで、この時からパイロットが登場し、
3作目はスーパーファミコン、登場する作品が増えロボットん種類も豪華になっていき、
4作目がスパロボEX、スーパーロボット大戦EXの名のとおり外伝的な作品で、
2作目から登場したバンプレストオリジナルのサイバスターなどを
主人公に据えたゲームとなっています。

ゲームのコンセプトとしては、昔の東映マンガ祭りという映画で良く上映された、
ゲッターロボVSグレートマジンガーなど、他作品のロボットが共闘して戦う作品で、
それをより作品数を増やし、違うアニメのキャラクター同士が協力しながら戦う、
クロスオーバー的なものになっています。


今年ではスパロボ25周年の節目を迎えましたが、
ここに至るまでに相当数のゲームが発売されています。

以下、各作品の概要を紹介。


・スーパーロボット大戦(GB)
 記念すべき第1作品。先述の通りパイロットはなし。

・第2次スーパーロボット大戦(FC)
 パイロットが登場。オリジナルロボットのサイバスターが登場した記念作。

・第3次スーパーロボット大戦(SFC)
 これまでガンダムシリーズ、ゲッターシリーズ、マジンガーシリーズのみだったゲームに、
 新たにライディーン、コンバトラーVなどの新たなロボットが参戦。

・スーパーロボット大戦EX(SFC)
 3つのストーリーモードが搭載された外伝作。新たにダンバインやゴーショーグンなどが参戦。
 また黒い三連星や、ジェリド、黒騎士バーンなどの敵キャラも使えた珍しい作品。

・第4次スーパーロボット大戦(SFC)
 オリジナル主人公が登場。男女4人から1人を選択。
 ロボットもリアルタイプとスーパータイプの選択が可能。
 エルガイム、ダンクーガ、ザンボット3などが参戦。
 
・第2次スーパーロボット大戦G(GB)
 FCのリメイク。システムを第4次準拠に変え、GガンダムとVガンダムが追加。

・第4次スーパーロボット大戦S(PS)
 SFCのリメイク。初めてボイスが付いた作品。

・新スーパーロボット大戦(PS)
 SDキャラではなく、リアル等身のロボットで描かれた作品。
 ガイキング、ボルテスV、レイズナーなどが新規参加。
 またオリジナルユニットSRXが登場した作品。

・スーパーロボット大戦F(SS、PS)
・スーパーロボット大戦F完結編(SS、PS)
 第4次のリメイクで、当時人気のエヴァやガンダムWに、イデオン、ガンバスターなどが参戦。
 完結編は、Fの続編となっていてセーブデータを引継いで始めることも可能。
 いずれもPSでリメイク。
 
・スーパーロボット大戦COMPACT(WS)
 援護攻撃システムが搭載された作品。

・スーパーロボット大戦64(64)
・スーパーロボット大戦ンリンクバトラー(GBC)
 初めて合体攻撃システムが搭載された作品。GBCと64を連動させることで、
 64に追加ユニットを登場させることが可能。

・第2次スーパーロボット大戦(PS)
・第3次スーパーロボット大戦(PS)
・スーパーロボット大戦EX(PS)
 Fのシステムでリメイクされた作品。

・スーパーロボット大戦COMPACT2(WS)
 第1部、2部、3部と3作でリリースされた作品。データを引き継いで遊ぶことが可能。
 後のOGで主役となるキョウスケ、エクセレンの2人と、
 アルト・アイゼン、ヴァイスリッターが登場した作品。
 マシンロボ、忍者戦士飛影などが参戦。

・スーパーロボット大戦α(PS)
 戦闘アニメの大幅な向上と、多数の参戦ユニット。
 第4次(F、完結編)以来の男女4人ずつの主人公に、リアルタイプかスーパータイプかを
 選択するシステムが再登場。
 冨野作品以外のリアルロボット、マクロスが参戦。
 この作品のため作られたマジンガーZの後継機マジンカイザーは後にアニメ化。

・スーパーロボット大戦α外伝(PS)
 名前の通りスーパーロボット大戦αの外伝で、当初3部作の予定だったが、
 1作目が好評を得たため新たに発売された作品。この当時では珍しくオリジナル主人公がいない。
 据え置きゲーム機で初めての援護システム搭載。ザブングル、ブライガー、∀、ガンダムXが参戦。
 また、この作品から主題歌も登場。歌うのはJAMproject「鋼の救世主(メシア)」
 他にもシナリオごとの条件を満たせば難易度が変更され、ストーリーが変化したり、
 2周目の引継ぎ要素も追加。

・スーパーロボット大戦α for Dreamcast(DC)
 PS版のリメイクで、エンディングは新たに作り直された作品。
 戦闘シーンがフルポリゴン、PS版にはなかった合体攻撃システムや、追加ユニットなど、
 リメイクながらも新たに遊びなおせる作品。

・スーパーロボット大戦A(GBA)
 GBAの第1作。ドラグナーやナデシコなどが参戦。

・スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor(WS)
 CONPACTをWSCに合わせたリメイク。

・スーパーロボット大戦INPACT(PS2)
 PS2で登場したスパロボで、WSのスーパーロボット大戦CONPACT2の3作品を1つにまとめて
 新たに作り直した作品。
 スパロボで最も長いシナリオ数に加え、隠しシナリオも搭載。
 同時援護攻撃など、派手な戦闘も売りの1つ。

・スーパーロボット大戦R(GBA)
 GBAの2作目。ギア戦士電童、ネオゲッターロボなどが参戦。

・スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION(GBA)
 アルト・アイゼンやSRX、サイバスターなど、
 バンプレストオリジナルキャラとロボットのみが登場する意欲作。
 この作品から特殊技能による育成が始まり、パイロットの強化に個性が広がる。

・第2次スーパーロボット大戦α(PS2)
 主人公がスーパーロボット系の男女、リアルロボット系の男女と、
 固定主人公ながら選択できる要素があり、また選んだ主人公によって、
 序盤のストーリーや参入するユニットの早い遅いなどに変化がある。
 特に大きな要素として、これまでロボット1体が1ユニットだったのを、最大4体の小隊制に変更。
 使いづらいユニットや、出撃可能数に入りきらないユニットも戦闘に参加できるようになり、
 脇役も日の目を見れるようになる。
 タカラがスポンサーのため、参戦が難しいと思われていたガオガイガーや、鋼鉄ジーグ、
 部連パワードなどに加え、漫画原作のみのクロスボーンバンガードも参戦。

・スーパーロボット大戦COPACT3(WSC)
 ベターマン、エスカフローネ、アクロバンチなど、珍しいロボットが登場する作品。

・スーパーロボット大戦D(GBA)
 マクロス7、真ゲッターロボ、ビッグ・オー、メガゾーン23などが参戦。

・スーパーロボット大戦MX(PS2)
 ラーゼフォン、ゼオライマー、劇場版ナデシコなどが参戦。
 周囲のユニットが同時に攻撃する支援攻撃システムは本作独自。

・スーパーロボット大戦GC(GC)
 ライジンオー、J9シリーズなどが参戦。頭部、腕部、胴体、脚部などのダメージ部位性を採用。
 敵の部位を倒すことで、特定の武器を使用不可にしたり、移動の制限が可能。
 サブシナリオも登場。

・スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(GBA)
 ORIGINAL GENERATIONの第2作。
 第2次スーパーロボット大戦αや、スパロボAなど、新たに登場したオリジナルキャラも多数参戦。
 隠し要素も非常に豊富。

・第3次スーパーロボット大戦α(PS2)
 αシリーズ最終作。小隊システムも引き続き採用。ガンダムSEEDが参戦。
 アニメ、漫画以外にゲームのみのロボット、バーチャロンも参戦。
 
・スーパーロボット大戦J(GBA)
 フルメタル・パニック、アニメからのマジンカイザーの参戦に加え、
 ロボットではなく人間が変身するテッカマンブレードが参戦するなど、
 参加作品の幅が広がる。
 特定作品のパイロット、ロボットが強化しやすくなる、お気に入りシステムも登場。

・スーパーロボット大戦MXポータブル(PSP)
 PS2のリメイク。Jで登場したお気に入りシステムも採用。

・スーパーロボット大戦XO(360)
 Xbox360初のスパロボで、GCのリメイクでグラフィックは大幅向上。
 ネット対戦による、スーパーロボット対戦を搭載。

・スーパーロボット大戦W。
 DS初作品。
 ガオガイガーFINAL、テッカマンブレードⅡ、オーガン、ガンダムSEED ASTRAYなどが参戦。
 2部構成になっており、原作で時間経過した作品の要素を上手に取り入れている。
 オリジナル主人公は、これまでなかった戦艦ロボ。

・スーパーロボット大戦OG(PS2)
 GBAのOG1と2を合わせて、さらに2.5となる追加シナリオも搭載したリメイク。
 気力の上昇によってマップ中に2体のユニットが1小隊となるツインユニットシステムを採用。
 そこにツインユニットの援護攻撃を合わせて、ド派手で強力な攻撃が可能。
 この作品で新たにオリジナルユニットも追加され、これまで声のなかったキャラにも声が付く。
 
・スーパーロボット大戦OG外伝(PS2)
 WSのCONPACT3を軸にしたOGシリーズとしては3作目となるストーリー。
 ツインユニットシステムを引き続き採用。
 いつでも好きな戦闘シーンを堪能できるフリーバトルモード。
 OGシリーズのキャラクターを用いたカードゲーム、シャッフルバトラーも搭載。

・スーパーロボット大戦A(PSP)
 PSP第2作目は、PS2準拠のグラフィックで再現されたスパロボAのリメイク。
 敵撃墜数が特定以上になると、獲得するエースボーナスでパイロットの個性化に成功。
 フル改造ボーナスでロボットの個性化にも成功。
 以後の作品のスタンダートとなる

・スーパーロボット大戦Z(PS2)
 新たなシリーズの開始。
 3体のユニットで構成する新小隊システムはフォーメーション要素があり、より戦略性が高まった。
 オーガス、バルディオス、 ゴッドシグマなど旧作品や、
 グラヴィオン、アクエリオン、エウレカセブン、SEED Destiny、キングゲイナーの新作品まで、
 非常に幅広い作品が新たに参戦。
 新シリーズの主人公は、男(スーパー系)か、女(リアル系)の2人で、選んだ主人公により、
 前半の参加ユニットとストーリーが変わるシステム。
 特に男主人公はオリジナル主人公ユニットで初の回復・補給が可能。

・スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク(PS2)
 新シナリオにチャレンジバトル、バトルビューワーなどが搭載された、
 スパロボZのファンディスク的作品。

・スーパーロボット大戦K(DS)
 DS2作目。鋼鉄神ジーグ、ゴーダンナー、蒼穹のファフナーなどに加え、
 人型以外のロボット、ゾイドジェネシスが参戦。
 システムは2体のユニットで1小隊となるパートナーバトルシステムを搭載。

・スーパーロボット大戦NEO(Wii)
 Wii初参戦作品。フルポリゴンの戦闘シーンに従来のスパロボと大きく異なる、
 マス目のないマップを採用。
 参戦作品も、獣神ライガー、NG騎士ラムネ&40、エルドランシリーズ、リューナイトなど、
 本作のみとなるものが多い。
 特に戦闘用ロボットでもなく、自我を持つスポーツするロボット、アイアンリーガーと、
 設定のみしか無い、エルドランシリーズのダイテイオーなどは非常にレア。

・スーパーロボット大戦L(DS)
 DS最終作。劇場版エヴァ、OVAのイクサー1、ダンクーガノヴァに、
 マクロスF、鋼のラインバレルなどが参戦。
 DSでは引き続きとなるパートナーバトルシステムをより強化して採用。

・第2次スーパーロボット大戦Z破界篇(PSP)
・第2次スーパーロボット大戦Z再生篇(PSP)
 久々の前後編となるZシリーズ第2作目。
 トライバトルシステムは無くなり、携帯機としての遊び安さを追求。
 ガンダム00、コードギアス、ダイガード、グレンラガン、真マジンガーなど人気作品に加え、
 これまで参戦が難しいと思われていた、高さ4mほどのロボット、ボトムズも参戦。
 マップに登場しなかったパイロットも育成できるサブオーダーシステムにより、
 控えのメンバーを成長させるシステムが追加。
 再生編では、各作品の続編などに加え、太陽の使者 鉄人28号が新たに参戦。

・第2次スーパーロボット大戦OG(PS3)
 第2次αのストーリーを軸にしつつ、スパロボEXの要素も取り入れたPS3初のスパロボ。
 GBAのスパロボD、PS2のMXからもオリジナルユニットが追加。
 ツインバトルシステムは気力制限なしとなりインターミッションで編成可能に。
 
・スーパーロボット大戦UX(3DS)
 3DS初のスパロボ。システムはこれまでのDSのパートナーバトルシステムを踏襲。
 他にインターミッションで特定のキャラを選択し、マップ中に効果を得られる戦術指揮が登場。
 マジンカイザースカル、リーンの翼、デモンペイン、HEROMANなどに加え、
 まさかのSDガンダム三国伝が参戦。

・スーパーロボット大戦Operarion Extend(PSP)
 ダウンロードのみで各章を配信する形式をとった独自のスパロボ。現在は配信終了。
 最大5機のユニットで1小隊となるグループ出撃システムと、
 WiiのNEOにもあったマス目のないマップシステムを搭載。
 参戦作品が非常に豊富で、ゾイド(1作目)にケロロ軍曹、パトレイバーなどの新規参戦もあり。

・第3次スーパーロボット大戦Z 時獄編(PS3、Vita)
・第3次スーパーロボット大戦Z 天獄編(PS3、Vita)
 PS3とVitaで同時発売、クロスセーブ機能も有したZシリーズの最終作で、
 前作に引き続き前後編で展開。
 今作ではタッグバトルシステムを採用し、サブオーダーシステムも健在で育成がしやすく、
 他にも多種多様なシステムを搭載。
 ガンダムUC、劇場版00、アクエリオンEVOLなど新規参戦。
 天獄編では、トップをねらえ2、翠星のガルガンティアが追加。
 
・スーパーロボット大戦OG ダークプリズン(PS3)
 ダウンロード専売で、スパロボEXでのシュウ・シラカワのストーリーが軸の第2次OGの外伝作。

・スーパーロボット大戦(PS3、Vita)
 追加シナリオに最新機種で描かれたフルカラーとなった、第1作目のスパロボのリメイク。

・スーパーロボット大戦BX(3DS)
 引き続きパートナーバトルシステムと戦術指揮を採用。
 巨神ゴーグ、機甲界がリアン、ガンダムAGEに、ゲーム作品からはマクロス30と幅広く参戦。
 さらに今回は、SDガンダム外伝、騎士ガンダムらが登場するサプライズ。

・スーパーロボット対戦OG THE MOON DWELLERS(PS4、PS3)
 PS4初スパロボで、OGシリーズ4作目。
 ツインバトルシステムなど、従来の据え置きOGのシステムは引き続き採用。
 新たにスパロボGCや、GBAのスパロボJからもオリジナルユニットが参戦。
 
。スーパーロボット大戦V(PS4、Vita)
 2017年発売予定の最新作。
 ゲームでの登場は多くも、原作小説のみしかない、ガンダム閃光のハサウェイ、
 クロスボーンの続編であるスカルハート、鋼鉄の7人。
 勇者特急マイトガインに、漫画原作のみの真マジンガーZERO、クロスアンジュ。
 さらにはロボットは登場しない、宇宙戦艦ヤマト2199まで。


いやあ、各作品の紹介のみで終わってしまいました。
数が多いんですもん。

まあ、またどこかで個々の作品の思い出を語りたいものです。


以上、スーパーロボット大戦でした。


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『つぐもも(18)』 (アクションコミックス(月刊アクション))



エロ漫画との差がなくなって来たけど、もう18巻目。

回想編も終わったこともあって、
きっとこれからもう直ぐ来るだろうクライマックスに期待大。

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「し」はJリーグです。

他にも「し」なら、ジョジョの奇妙な冒険、死んでもやめんじゃねーぞ、ジェイデッカー、
真魔神英雄伝ワタルとか、いろいろあったんですが、より多くを語れそうな言葉は、
このJリーグでした。



Jリーグ。

1993年開幕だったでしょうか? 
当たってますね(ググりました)。


当時10チームでスタートした日本のサッカーリーグは、
23年目を迎えた今年、J1、J2、J3までのリーグがあり、全53チームがしのぎを削っています。

J1で18チーム、J2で22チーム、J3で13チームとU-23の3チーム。

このU-23は、セレッソ、ガンバ、FC東京の主に23歳以下の選手で構成されたチームで、
選手に試合経験を与えるために作られたチームです。

キーパーを除いて3名までのオーバーエイジ枠もあって、普段スタメンで参加できない選手や、
ケガ明けのベテラン選手などが出場しています。

まあ、海外のリーグに比べるとまだ少なかったりもしますが、
それでもずいぶんと賑やかになっています。


そんなJリーグですが、サッカーに興味がなかった僕にとっては、
開幕したときも、プロ野球以外のプロスポーツができたんだ、ぐらいの認識しかなく、
今となっては非常に恥ずかしいですが、水曜日と土曜日しか試合がないなんてラクしてるよなあ、
なんて思ったりもしていました。

サッカーは、非常に激しいスポーツで、試合を週1回のペースで行うのと、週2回のペースとでは、
選手のコンディションが落ち込むことに、サッカーに詳しくなってからやっと知った次第で、
まあ無知なわけでした。


そんな感じで傍から見ていたJリーグ。

それでも三浦知良、ラモス瑠偉とか、有名選手のことは知っていました。

大学のコンビニでのバイト先の先輩の石野さんは、
中田がほとんど年も変わらないけど海外で活躍することに興奮していましたけど、
元来サッカーに興味のない自分にとっては特に返す言葉もなく、生返事をしてたぐらいです。


ワールドカップ出場を機に、頻繁にニュースでも取り上げられるようになって、
当時の日本代表の宮本恒靖が、医者かサッカーのどちらか悩んだ末にサッカーを選んだと聞いても、
一人でも患者を救う医者の道のほうを取るべきだろう、と
失礼極まりないことを思ってたりしました。


そういえば、通学途中に見えるヤンマースタジアムの屋根も、大阪ドームかと勘違いしてたりで、
サッカーに対する知識も好意も、共感すらもなかった自分です。



それが『ジャイアントキリング』に大ハマリになってから、すっかりサッカーに魅了されて、
そしてこの年の3月にちょうどJリーグの開幕戦がNHKで中継されましたので、
早速テレビで見ることにしました。

試合は、セレッソ大阪 VS ガンバ大阪。


大阪ダービーです!
と言っても、この時はそんなことまったく知る由もなく、
あまつさえ、ゲストで登場していた選手が海外に移籍していながらも現在ケガで休養中ときいて、
「大丈夫かいな、こいつは」と、とてつもない上から目線でいる始末。

その選手が、実は元セレッソの8番で今も日本代表で活躍する、香川真司でした。

むろん、テレビ画面の向こうの選手がどういった選手かなんて全く知識はなく、
この日に見た大阪ダービーについても誰一人選手のことを知りませんでした。

ただ、Jリーグのクラブについては、ゲームのお陰もあって多少は知っていましたし、
セレッソとガンバについても当然チーム名はわかっていました。

この時、
「これからサッカーを見ていくんだから、1つ好きなチーム、応援するチームを決めよう」
と思いました。

ぜいたくにも大阪には2つもチームがありますから、どちらにしようか、
最初にJリーグに加盟したガンバか、はたまたセレッソか。

それなら、吹田という遠い場所のチームより、自分の家に近いセレッソを応援して行こう。

こんな些細な理由が、僕のセレッソを応援するきっかけでした。


試合はと言うと、2-1でガンバの勝利。
まあ、内容も理解せず、攻めてるぞ、攻められてるぞ、
ゴールを決めたぞ、決められたぞ、ぐらいの感想。

でも、途中で遠藤保仁のPKを、キム・ジンヒョンが止めたとき、
サッカーに無知な僕でもPKを止めることは非常に難しいと知っていましたから、
「凄いキーパーがいるな、試合には負けたけど、やっぱりこれからもセレッソを応援して行こう」
もともと、そんなに思い入れもない状態ですし、負けた悔しさは皆無で、
ヤットとジンヒョンのことも、この時は名前すらも知らない状態でしたから、
とりあえず、逐一ネットとか新聞とかで、セレッソを追っていこう、
それが僕にとってのセレッソに対しての、Jリーグに対してのアプローチでした。



それからすぐでした。

この年は2011年。
そして3月。

東日本大震災。


大阪にいる僕には、東北の被害は映像だけの世界で、
激しい爪痕も、被害の状況も真に実感することも、理解することはできず、
ただ早く復興してほしい、被害にあった人が元の生活に戻ってほしい、
そういう思いでいるだけでした。

ですが、これまでの僕であれば、それで終わっていたと思います。


ただ、この年から見始めたJリーグが、震災によって中断となったことで認識が大きく変わりました。


日常の生活できない人がいること。
それは言わずとも理解できるのですが、サッカー選手がサッカーをできない状況にいる。

それに驚きました。

当然のことなんですが、サッカーに興味を持つまで、
そんな当たり前のことにも気付きませんでした。


そこからJリーグ再開までのことは、安易には容易には書けませんが、
晴れて再開となったときに、テレビでもその中継をしてくれました。

当時、被害の大きかったベガルタ仙台の試合。

そこで試合には敗れたものの、ベガルタの監督が涙して、
またサッカーができることへの感謝を述べていました。

大人の男の人の涙です。
きれいな涙です。みんなの幸せを願って流す涙。

その人は、リオオリンピック代表監督を務めた手倉森監督。
当時、仙台の監督でその人が大勢の人への感謝を述べられたことに、深く感動しました。


そう言いつつも、自分は震災に対して、何かしたのかと言うとまったくです。
ボランティアをしたわけでもなく、救援物資を送った訳でもなく、
ただ被害の状況を見て、こんなことが起こって嫌だなあと、
無責任と言うべきか、そんな気持ちで見ていただけでした。

ただ、そんな震災を経て、非常に迅速な対応と大きな助力を経て再開されたJリーグに、
人の力と思いとを感じました。

(ちなみにスタジアムに行くのはまだ先ですが、
 行くたびにある義援金募金にはわずかですが、毎回募金するようにしています)


この経験が無かったら、もしかしたらそこでサッカー熱は、
単に知識の収集だけで終わっていたかもしれません。

ですが、この手倉森監督の姿と、それからのJリーグを見ていて、
「そこに人がいること」に共感を覚えました。


Jリーグ。

何とか再開の目途も立ち、時には東北復興支援の親善試合も開催され、
Jリーグの楽しさとありがたみも感じつつ、僕自身はまだセレッソの試合結果と、
選手のことを少し知るぐらいでしたが、それだけ興味があるならスタジアムに行こうかと、
中学時代からの友人である鳥山が誘ってくれました。

普段どこにも出かけない、日曜日にダイエットのためにジムに行って、全然痩せないけど、
あとは月に1回はTRPGに出かけるぐらいで、それ以外はもっぱら家でゲームするだけの、
日にも焼けない色白の小太りの僕でしたが(僕ですが、とも言える)、
これについては願ったりかなったり、できれば早々にとも思っていましたが、
向こうの都合が合わずで、10月の予定が11月に、11月の予定が12月となって、
ようやくスタジアムに行くことができたのが、2011年のJ1最終節、
セレッソ大阪 対 アビスパ福岡戦でした。

(これがサッカー初観戦で、それから4年後にも同じチームが1年の最後に対戦するわけで、
 偶然とはいえ非常に感慨深いものを感じたことは、まだ先の話です)



長居駅近くの喫茶店で、開始2時間前に集合。

2時間前と聞いて、なんでそんなに早いんだ、何するんだといいましたが、
早く入って待つもんだと言われたら、こちらとしては全く未経験ですから、
そんなものかと納得して、長居駅に。


当日は小雨が降る中、試合会場のキンチョウスタジアムに向かうと、
セレッソの試合に見に行くらしき人がちらほら。
セレッソカラーであるピクの傘をさしている人を見て「いいなあ」と言う鳥山に対して、
グッズとしてあるのかが分からず、ただ自分もセレッソに関する何かを持たないものですから、
「そうやなあ」と言いながら歩くと、先には大勢の人が。

そして知識だけはすでにあって知っていたスタジアムグルメの屋台もたくさん。

まずはチケットを購入。
初めて見る試合で座る席もよく分かっておらず、高すぎる席もあれ何で、
できるだけ真ん中のほうの安い席と言うことで、アウェイ寄りのカテゴリー4を購入。

そして早速セレッソグッズも物色。
周りがピンク一色なのに対して、自分は何も持たない訳ですから、
とりあえず雨もしのげるピンク色と言うことで、セレッソのポンチョを購入。
(今でも重宝しています)


これでようやく自分もセレッソファンの一員になれたと、心の中での満足感。

そして、まだまだ試合開始までは時間もありますから、
喫煙所で煙草を吸いつつ、滅多にしない自分の写真を鳥山に撮ってもらうという、
何とも言えないはしゃぎよう。

スタジアムグルメについてもすでに目星はつけていまして、ホルモン丼500円を購入。
歯ごたえのある肉に舌鼓を打ちつつ、小雨に振られながらもスタジアムへ。


開始1時間前を過ぎたあたりから選手の練習開始。
この時、初めて見た互いのゴール裏からの大声援。

これがスタジアムかと大興奮する僕に対して、何度もサッカーを見たことのある鳥山は、
やさしくレクチャー。

いわゆる選手の応援、チャントについても、試合中のチャントや掛け声についてもまったく知らず、
ただただ興奮の中にいて、スタジアムの1つ1つに感動していました。


ここまで感動するのは、スタジアム観戦までの期間が長かったこと、
セレッソを応援しようと決めた2011年の第1節から来て、ようやく最終の第34節までと、
待ちに待ったスタジアム観戦と言うことがあって、
それとセレッソについての小さいけど好きだという思いがあったからこそ、いろんなことでも、
ここまで感動で来たんだと思います。


そしてついに試合開始。鳴り渡るアンセムだって当然知りませんし、
タオルマフラーを掲げることも知りませんし、そもそも持ってもいません。

もう周りのファンやサポーター一挙手一投足からして初めてのことですから、
席に座りながら心の中では右往左往。

さらに主審の笛が鳴り試合が始まると、セレッソの怒涛の攻撃で、
目まぐるしく時間は過ぎて、結果は7-1の大勝。


初めてのスタジアム観戦の試合結果が7-1。

鳥山曰く「大当たりの試合」と聞いても、どれだけすごいことかわからず、
ただただ終始興奮しっぱなし。

これだけすごいことを体験してしまうと忘れられなくなり、
そしてもっともっとスタジアムに来たくなる。

でも2011年のJリーグは今日まで。
「次は来年なんて」と残念に思いきや、天皇杯がありました。

天皇杯と言われても、この時はまったく分かっていませんでしたが、
まだセレッソの試合が見れると分かれば、直ぐにチケットを購入。


仕事はしてますが、ほとんど引きこもりの僕が、
サッカーを馬鹿にさえしてた僕が、
この時から一人でサッカーを見に行くようになりました。



今思えば、確かに大当たりの試合でした。

ここまでの大量得点は、国内外問わず珍しいです。

先日の天皇杯1回戦のセレッソの対戦チームは、社会人クラブのアルヴィレオ高松でしたので、
実力差が激しく10-0まで行きましたが、
チームの力の差がある天皇杯でも稀な得点差です。

それを始めて行ったスタジアムで見れたんですから、幸運もあったと思いますが、
何よりセレッソに惹き込まれる、吸い込まれると言ってもいいぐらいのことがあって、
続く天皇杯も毎試合行ったのですが、最後は惜しくも準決勝で敗退。

その時、「また来年もセレッソを応援しよう」と決め、
ファンクラブに入って、年間パスポートを購入しています。


12月にサッカーを観戦してから、翌年にはファンクラブに入るという、
我ながらあきれるぐらいのはまりっぷり。


そこからは何度も言うように、ほぼ毎試合ホームゲームに行ってます。


ちなみに、最初はメインスタンドのやや端っこよりのカテゴリー4の席。
ゴール裏で見るという意味、行為を理解しておらず、一人で寂しく応援してました。

この席で大声を上げて応援する人はいませんから、
それでも何とかセレッソが勝つようにと陰ながら応援していました。


それがゴール裏に行くようになったのは、合コンで知り合ったサッカー好きの娘から、
「そんなに好きならゴール裏がいいんちゃう」と言う言葉。

と、言われても、まだセレッソのサポーターとは呼べない自分が、
ゴール裏に足を運ぶなんて、そんな大それたことは。

そう思っていましたが、体験してみるのも悪くはないかと2012年の天皇杯で、
年間パスポートの使えない試合でしたので、そこでゴール裏に行ったとき、
ここまで思いっきり応援していいのか!と歓喜しました。

こうなると早いもんです。その翌年から、年パスはゴール裏。
それからは毎試合、ありったけの声で応援しています。


そしてセレッソはセレ女ブームがあったり、人気に火がついてチケット完売が何度かあったり、
フォルランが来たり、J2降格があったりと、たくさんのことがありましたし、
これからももっとたくさんのことがあって、それを僕は経験していくと思います。


シャイな性格なんで、スタジアムで一緒に見る人、応援する人はいませんし、
(少し知り合いはいますが、ゴール裏にはいません)
ゴールした時に、周りはハイタッチしてる中、自分はポツーンとしていますが、
それでもJリーグのスタジアムが楽しくて仕方ない。


J2に降格したことは残念ですし、1年でJ1に昇格できなかったことも悔しいですが、
J2のチームをたくさん見れたことは良いことだと感じています。

少ないながらも必死で応援するチームもあれば、逆に浦和のように迫力あるチームもあります。

時には相手チームの選手に拍手を送ったり、相手チームのチャントを歌って称えたり、
(僕はようやらないけど、野次ったりブーイングしたり)
これはスタジアムに行かないと感じられないことです。


負けたときは、自分の応援が悪かった、手を抜いたんじゃないかと悔やんだり、
買ったときは大勢で喜んだり、こんなに一喜一憂できることは、
大げさな話ですが、人生においてもそうそうありません。


いやらしい言い方になるかもしれませんが、
数万円と言う単位ではなく、数千円あれば月に2回はホームスタジアムでこの喜びを味わえる。

むろん野球であればもっと回数は多いでしょうが、
この絶妙な回数も非常に味わい深いものと考えています。




きっかけはほんの些細なことでした。

マンガを読んで、ちょっと興味が湧いて、スタジアムに行ったらすごい試合が見れて、
そこから少しずつですが確実に愛着が増えて、今や人生の一部になっている。


こんなJリーグに出合えて、本当に幸せな毎日を送れています。

ありがとうございます。

これからもセレッソ含め、すべてのクラブ、すべての選手を応援していきます。
もちろん一番はセレッソであることは譲りませんが、
そこから出ることになった選手も、みんな大好きです。応援しています。



以上、Jリーグでした。

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「さ」はサッカー。

最初、佐藤さん、斉藤さんが浮かんだけど、語るべきはやはりサッカーです。


セレッソのホームゲームは必ず行く。

前にも書いたことですが、風邪をひいたときは休むけど、
出張帰りでも行きますし、女の子に振られたときも行くほど、サッカー大好き人間の僕ですが、
実は昔はそれほどサッカーは好きではありませんでした。

どちらかと言うと嫌い?ぐらいだったかも。



小学生時代は、野球よりは参加できる、それぐらいの理由で、
サッカーよりは野球が好きでしたが、それは運動音痴過ぎて、
捕球全般ができないしバッティングもしかり。

ですが、サッカーならまだボールを蹴るぐらいならできて、
あと、フライを捕るときの怖さがサッカーにはないから、
そんな後ろ向きな感じで、サッカーのほうがいいと感じていました。

そんな程度にしかサッカーに思いはありませんでしたし、
小学生で見る機会が多いのはプロ野球で、Jリーグも開幕のずっと前でしたから、
ちょっとオールスターゲームで有名な選手が出たとき、
すごいなあ、ぐらいの感じでスポーツを見る小学生でした。



その時でもすでにスポーツ漫画は多くありましたが、
漫画はサッカーのほうが多く読んでました。

主に『キャプテン翼』、『がんばれキッカーズ』。
あとは小学館の学習雑誌に連載されていた、『サッカーボーイけん』。

この『サッカーボーイけん』は、かなりマイナーで誰も知っている人がいないもんですから、
僕の記憶違いかと心配になるぐらいですが、調べて見てびっくり、
あのど根性ガエルの作者の人の漫画だったんですね。

いやあ、全然知らなかった。

ちなみに漫画の内容は、サッカーの下手な主人公(おそらく名前は)「けん」のサッカーボールが、
落雷か何かで人格を持つようになってしゃべるし、自分でも動くようになって、
サッカーの下手な「けん」のプレイを後押しする、それで「けん」も活躍するんですが、
最終回直前(当時の小学二年生二月号)に落雷か何かで、サッカーボールの意識は無くなり
「けん」がピンチになる。
そして最後(小学二年生三月号)は、たぶんサッカーボールの意識が戻って、試合も勝った。

そういう内容だったと思います。


僕も小さいころから非常に運動音痴でしたから、
このボールがバディとなって活躍する話は、一人っ子だったこともあってか、
楽しく呼んでました。

ただ、1学年上の小学館の学習雑誌では、
絵の格いいサッカー漫画『サッカー少年ムサシ』が連載されていたんで、
1つ上の幼馴染の裕ちゃんがうらやましかったことも覚えています。

裕ちゃんは、小学館の学習雑誌は読んでなかったけど。

『サッカー少年ムサシ』は、確か家が空手の道場で親に空手を強制されて期待もされていたけど、
それよりも主人公のムサシはサッカーが好きで、サッカーで活躍していくという話です。
多分。

空手の技をサッカーのシュートで使っていたかもしれません。
まあ、1学年上の学習雑誌を読む機会は全くなかったので、
全然話は知りませんけど。

(後で調べたら、全然違ってた。
 空手が好きだけど破門になって、スポーツショップの親がそりゃよかったと、
 サッカーをさせるところから始まる・・・)
 

それぐらいが小学生時代の僕とサッカーでした。

それと、前にも言いましたけど『かっとばせキヨハラくん』
最近、何かと物議を醸しだしましたけど、この漫画自体は、
いろんなプロ野球選手を名前程度ですが覚えることができたんで、
興味あるのサッカーより野球、ってな感じでした。



あと小学生の時の4年生から始まる部活にサッカー部はありましたけど、
運動が苦手な僕はそんな「過激で野蛮で危険な所」に入るわけはなく、
4年生、5年生、6年生は、将棋部と美術部と図工部とかだったと思います。



それからサッカーに触れる機会、と言っても漫画とかで読むぐらいですが、
触れる機会は皆無になります。


中学時代で、PCエンジンの「フォーメーション・サッカー」を少し遊んでたぐらいですね。

まだまだ日本でのサッカーが有名になる前の時代、
選べるチームが各国代表で、一番強いチームが青いユニフォームのイタリア。
日本は当時のだと思いますが、白いシャツに赤いパンツのユニフォームで、
一番弱いチームだったと思います。

そういえば、韓国は上下真っ赤なユニフォームで、日本よりもやや強かった気が。


なにせ、PCエンジンは当時のゲームでは珍しく4,5人で遊べますから、
友達が来てはちょこちょこ遊んでました。



それ以降も、サッカーというとちょっとゲームで遊ぶぐらい。

ようやくJリーグが始まりますが興味なく、ましてワールドカップなどは一切見ていませんでした。

「何が面白いんだ、90分の試合で1-0とか退屈だろう」と、
今の自分では考えられない見方でサッカーを揶揄してるぐらいで、
中学からの友人の鳥山が日韓ワールドカップの試合を見に横浜に行くと聞いても、
「馬鹿だなあ」という失礼極まりない思いで見てたぐらいです。

(今はそんなに遠くないけど、神戸や京都にも1人で行ってるくせに、変わるもんです)


ただ、サッカー自体をそれほど嫌っていたわけではないです。
どちらかというと、やれ日本代表だと、これまでサッカーを見てもない人が
急に盛り上がるのを冷めた目で見てました。

そういうお祭り騒ぎ、バカ騒ぎを嫌煙してました。


まあ、今となってはこのお祭りムードも功罪あると思いますが、
なにかしらで興味を持ってくれること自体は、良いことととらえています。
(一時のセレ女ブームだって、少しでもセレッソを好きになってくれるだけで嬉しく思います)


ちなみに、高校、大学時代は、ゲームばっかりやってましたので、
しかもセガサターン派でしたから、当時出たばかりの「サカつく」はもちろん、
プレイしました。
もちろん、ちょっとしかプレイしませんでしたけど。

1年目で挫折、何をしても勝てない。「サカつく2」も買ったけど、直ぐ挫折。
勝手も遊んでないゲームが多いのはこのころから。


あと、アーケードの「バーチャストライカー」をやりました。
セガのサッカーゲームで、短いプレイ時間に設定されていましたが、これは結構好きでした。

よくわかってないくせに、当時読んでいた小説の舞台がウェールズだったんで、
ウェールズを選んで遊んでました。
(『修道士カドフェル』というテレビドラマにもなった中世のミステリー小説です)


と言っても、カプコンの格闘ゲームとかの合間にちょっと遊ぶ程度でしたけど。


サッカーゲームでいうと、このころからコナミの「ウィイレ」が台頭し始めますけど、
セガサターンからのセガ派であって、プレステのない僕にとっては、
セガのサッカーゲームではないものにそそられるわけはなく、
ましてやそれほどサッカーに興味がないわけですから、人気は知っていましたけど、
触れずじまいでした。


社会人になっても、そのまま。
サッカーを見ることもなく、触れることもなく、会社にあるフットサル部についても、
「コンタクトだから運動は無理」と言って断っていました。


それが変わるきっかけとなり、今に至るようになったのは、
NHKで始まったアニメ「ジャイアント・キリング」を知ってからでした。

そもそもがNHKでアニメ、しかも幼児向けの「忍たま乱太郎」や「おじゃる丸」などではなく、
週刊モーニングに連載されている漫画、いわば青年誌の漫画がNHKのアニメになると聞いて、
それはもしかしたら、さぞ凄いのではないだろうか?

幼児向け、児童向けではないNHKのアニメは「不思議の海のナディア」をすぐ思い出します。
ガイナックスの出世作?と言うぐらい出来栄えの素晴らしアニメでした。
主題歌も良かった。

そしてそのあとに始まったのが「青いブリンク」
失礼ながら手塚治虫の漫画は面白くないなあと、くそ生意気なことを言ってましたね。
下の毛も生えてないくせに。
(若さ故の過ちならぬ、誤り)


閑話休題

この興味から、アニメ「ジャイアント・キリング」を見たことで僕のサッカー熱は沸騰します。

どれぐらい沸騰するかと言うと、見返してみたら、
2011年の1月23日にジャイアントキリングを6巻まで買って、1月26日には12巻まで、
1月28日には18巻まで。5日間に1巻から最新刊まで買ってるんです。困った大人だ。

で、今は新刊が出るたびに楽しみして買って読んでます。


そしてこの年から、Jリーグにも興味が出始め、
ここに来て初めての、テレビですけどサッカー観戦をすることになります。


それについては、明日の「し」はJリーグで。
(予告しました)


以上、サッカーでした。

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「こ」はコロコロコミック

ナイツ的に言うなら、こくちこくちコミックのあれです。


小学生時、小学館の学習雑誌を毎月買っていたのでお利口さんの僕ですが、
その表紙に必ず登場するドラえもんが、違う雑誌の表紙に登場していて、
興味を持ったので買ってもらいました。

その時に読んで驚いたのが、ドラえもんの映画の原作が連載されていたこと。
まだ藤子F先生が生きてらっしゃったとき、ドラえもんの劇場版は、
大長編ドラえもんとして毎年漫画を掲載されていたんです。

ちなみに、その時の映画は「のび太と鉄人兵団」の最後のお話。

鉄人兵団が徐々に押し寄せてくるなか、慌てるスネ夫と意気込むジャイアン。
そしてドラえもん、のび太の4人が鉄人兵団を相手に、
秘密道具で戦うという他のドラえもんの映画でも、非常に勇ましい作品のラストでした。

しずちゃんは、別行動でしてそれが結果、戦いを終わらせる活躍をします。

あと、アニメではしずかちゃんですが、漫画ではしずちゃんです。


その後、毎年ドラえもんの映画公開が近づくにつれて始まる、
大長編の原作は非常に楽しみにしていました。


コロコロコミック。

今でも言われない呼び方と思いますが、いわゆるジャリマン。
対象となる読者が児童ですから、おもちゃというよりはホビーとの提携が多くありました。

僕が最初にコロコロコミックを読んでいたときにあったホビーはラジコン。
田宮模型のRCでした。

とはいえ、自分で作って、しかもそれを上手に走行させる。
当時はタミヤRCカーグランプリというテレビ番組もありましたが、
まずラジコン自体が高価で、それを失敗せずに完成させること、そして
スピードを出して走らせるわけですから、高値の花と言うか、もう別次元に見えていました。

おそらく同じ感じで見てた子供も多かったようで、
それからしばらくしてミニ四駆が登場し、今もまたブームとなっていますから、
鮮やかな商売と思います。

鮮やかは関係ないかもしれませんが。

ただ、このミニ四駆も早く走らせるということに、なんだかハードルを感じてしまい、
ちょっと手を伸ばしただけでのめりこみませんでしたけどね。

ラジコンの漫画は、ラジコンボーイ。
連載途中から、スーパードラゴンという新しいマシンが登場し、
その後ファイヤードラゴン、サンダードラゴン、セイントドラゴンと登場し、
果てはラジコンで命を懸けて戦うという、まさにジャリマンらしいジャリマンでした。

ミニ四駆は、ダッシュ四駆郎。
実際のミニ四駆のレースはコースを走らせますが、
漫画ではホッケーのスティックでミニ四駆を操作しながら一緒に走るという内容でした。

登場人物は、主人公の四駆郎、タンクロー、シンクロー、パンクロー、輪子さん。
登場するミニ四駆は漫画オリジナルで後に発売もされましたが、
皇帝(エンペラー)、太陽(バーニング・サン)、流星(シューティングスター)、
弾丸(キャノンボール)、ダンシングドール。

ちょっと英語を覚えることができました。


あと、ファミコンも外せませんね。

コロコロコミックはハドソンの情報が多くて、
そのせいで、「ボンバーキング」、「新人類」というアレなゲームも迷わず購入したぐらいです。

ボンバーキングは、自分の爆弾ですぐ死ぬんです。もう本当に1面から遠慮なく。
自分が爆弾を置いて、その場から移動しようとしたら、敵の弾に当たってひるんでしまい、
爆発に巻き込まれる。ボンバーキングは自爆王でした。

新人類もアレなゲームで、原始人が投石、石斧、ブーメラン、火の玉と
まさに原始人の進化のごとく武器が進化して、最後は長州力になるという、
強制縦スクロールのアクションゲームでした。

いわゆるバカゲーですが、まったく先に進めることができませんでした。


それはさておき、ファミコン。

当時はアクションゲーム、シューティングゲームが主流でして、
そのファミコンの漫画、ファミコンロッキーもとっても動きがありました。

画面いっぱいの敵に対して、ゲーム拳必殺五十連打で乗り切るとか、そんな漫画です。
四方八方からピッチングマシーンでボールを飛ばし、それを受けきる訓練とか、
まあ何でもファミコンで決着するんで潔いマンガでした。

それから、最終回で取り上げたファミコンソフトは、ハドソンの「ヘクター’87」。
キャラバンシューティングの3作目と言うことで、コロコロコミックでも記事で取り上げられていて、
もちろん僕も買ってもらいましたが、まあ如何せん非常に地味なシューティングで、
前のキャラバンシューティングの「スターソルジャー」みたいにパワーアップはなく、
対空攻撃は前方のみ、それと対地攻撃。時期も戦闘機と言うより、
こじんまりした一人乗りのスタートレックみたいなやつ。

白い前方後円墳と言ってもいいぐらい。

これはキャラバンシューティングが、制限時間以内に如何に得点を稼ぐかを主旨にしていたため、
派手な攻撃やボムでの緊急回避もなく、いかに正確に敵の配置を覚えて早く倒すか、
得点の高い敵、地上の隠しキャラを狙うかに特化しておりまして、
ゲームも本番のキャラバンシューティング用に2分モードと5分モードだった音もいますが、
今のシューティングゲームでも珍しいモードも用意されていました。

まあ、そんな地味なゲームですがファミコンロッキーの中では激しく競われていました。
話の中で主人公が目を負傷してしまい、ヒロインの指示で自機を操作してプレイするんですが、
最後の最後に大音響で耳が聞こえなくなってしまうという、とんでもないピンチを、
なんともすごい必殺技で乗り切るというラストを迎えたのを覚えています。

あと、ファミコンの試合だけど、タッグ戦で相棒が痺れ薬のせいで倒れてしまうとか、
こちらもジャリマンの鏡ともいえる素晴らしい展開でした。


ホビーと少し毛色は違いますが、ビックリマンシールも取り上げられました。
シールの人気もあって、ビックリマンのストーリーを漫画にして連載されていて、
アニメではヤマト皇子が主人公ですが、こちらの漫画は終始スーパーゼウスが主人公で、
設定どおりにスケベなのはともかく、児童漫画でジジイが主役と言うところに、
なんだかなあと思いながらも見ていました。

まあ、それが今では違う爺さんの漫画がコロコロに出てきたんだから不思議なものです。


当時のホビーでも、ガンダムはボンボンが取り上げていましたので、
コロコロは当時トミーのゾイドが扱われていました。

小学館の学習雑誌のほうでは、ゾイドのジオラマとともに、
ゾイドバトルストーリーという非常にミリタリー色の強い、作りこまれた記事もありました。


まあ、いうなれば、ガンダム(バンダイ)=ボンボン(講談社)に対して、
ゾイド(トミー)=コロコロ(小学館)と言う構図になりますが、
それが今では、コロコロにもガンダムが登場したりするんで、驚きです。


コロコロには、ホビー以外の漫画もありました。

メジャーどころではおぼっちゃまくん、つるピカハゲ丸、ドッジ弾平。
超人キンタマンは名作ですね。

大学時代のバイト先の友人、マツさんが大人になってから読んでも面白いと太鼓判を押してました。

それから今は言いづらくなったけど、かっとばせキヨハラくん。
デフォルメしすぎの誇張しすぎな選手ばかりでしたけど、
この当時、野球に興味を持てたのはこの漫画のお陰です。


それと忘れちゃいけない、がんばれキッカーズ。

小学生のサッカー部漫画です。
主題歌西村知美でアニメ化もされて、アニメは原作よりもキャラデザが少し雑な感じでしたが、
結構熱心に見てましたね。


そして甘いぞ、男吾。何よりもこの漫画が大好きでした。

いわゆる番長タイプの主人公の漫画ですが、
勉強はできないけど運動神経抜群で、ケンカが強い、
情に厚くて曲がったことは一切しない、誰かのためならいくらでも頑張る、
そんな熱い小学5年生、巴 男吾が主人公の漫画です。

どれくらい好きかと言うと、もう僕の中でのバイブルでして、
今でも行ってきますの挨拶は、男吾と同じ「行ってまいります」、
ただいまの挨拶は「ただいま帰りました」ですし、ご飯粒は1つも残さず食べます。

大袈裟ですけど、この漫画が無かったらガリ勉だけで、
挨拶のちゃんとできない人間になっていたかもしれません。

それぐらい影響を受けました。


結局、小学校の2年生の3学期から小学校を卒業するまで、毎月コロコロコミックを読んでいました。

月刊誌と言うこともありますから、次月号が出るまで何度も何度も読んでました。
もう隅から隅まで、漫画の余白に描かれた登場人物の紹介はもちろん、
新刊案内、同じ小学館の雑誌の紹介、隅から隅まで逃さず読んでました。

そのせいもあって、コロコロコミックの増刊号の存在も知ってそれも買ってもらいまして、
最後のころは毎月コロコロコミック、2か月に一度の別冊コロコロコミック、
春、夏、冬休みに発売されるコロコロコミック増刊号と、
1年で21冊コロコロを読んでました。

まあ、それだけコロコロコミックに浸かってましたが、中学生で卒業しまして、
その後に来るポケモンブームや、爆走兄弟レッツ&ゴーは読まずでした。
知ってますけどね。


まだまだ語ることはたくさんあります。

新人作家の漫画賞受賞作品は、阪神タイガースのバースがロボットという設定で、
そのせいもあって阪神は大躍進を遂げるけども自打球で足を故障して、
先は危ぶまれたものの最後にホームランを打つとか。

リトルコップという刑事漫画、カンフー漫画 獅子王伝、
サイボーイと言う小学生だけどアンドロイドで返信して凶悪事件に立ち向かうとか。

別冊コロコロや増刊号だけの連載だったけど、
クッソ・マジーメ回路を搭載されたアトムみたいな少年ロボット教師の漫画、
今思うとロボットが登場する学校ものが多いけど、そこはやっぱり児童漫画だからですね。


あと、ハドソンがらみで高橋名人の漫画も多かったです。
当時のヒーローですね。幼い時のエピソードとか思いっきり誇張してたり、
めちゃくちゃでしたけど、気にせず読んでました。

ガリ股を治すため、狭い路地を走ったら塀を破壊しながら進んだとか、
限られた時間にセミをとるため、うんこを投げて捕まえたとか。

言っても漫画雑誌ですから、漫画の話ばかりでしたけど、
その中にあってもファミコンやビックリマン、ミニ四駆と子供が好きなものを紹介し、
いまでもずっと愛され続けている雑誌です。


以上、コロコロコミックでした。

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「け」は健勇。


「ラララ、ラ~ラ、すぎも~とけんゆ~う、見せてくれ~よ、お前のゴ~ルを、
 おれ~たちが~付いて~るぜ、ラララ、ララララ、ララ、けんゆ~~~、Let's Go!」
の健勇、セレッソのFW杉本健勇です。


ここに来て、ようやくサッカーの話がまともに出てきました。
それまでのマニアックな話ばかりで情けない。


さて、杉本健勇。


健勇のことを覚えたのは、セレッソのサポーターになった2011年の天皇杯。

この年はサッカーに興味を持ち始めて、ネットや新聞などでまめにセレッソのことを調べ、
そしてリーグ戦の最終節で初めてスタジアム観戦をして、
さらにはその試合が7-1の圧勝という結果でしたので、その直後の天皇杯からこれまで、
風邪の時以外は、女の子に振られた日も必ずホームゲームで観戦、今は熱烈な応援をしています。

それで、この2011年の天皇杯ですが、健勇は4-2-3-1の1トップでした。

この年のセレッソは清武、キム・ボギョン、倉田秋の3シャドーが縦横無尽に駆け回り
ゴールを量産するシステムと本とかネットで知りまして、
攻撃の要は2列目なのですが、その前に立つ選手の意味も多少の知識では理解しており、
前でキープする役目、そしてゴールもする役目と3シャドーを活かす存在が、
1トップであると認識していました。

そのポジションに立っていたのが当時18歳の杉本健勇。


ただ、この最初の出会い(?)は、その若いFWを起用することを不思議に感じていました。

と言うのも、試合開始から何度か、前にいたまま戻らず走らず、
かといって攻める際の存在感もなく、なぜこの選手を使うのかが分からなかったからです。

高さは十分にありましたが、それで何かしてくれることもなく、ただいるだけの存在。


これは後から知ったことですが、健勇が非常にポテンシャルが高い選手であって、
成長を促す意味でも起用されていたようですが、それを知らないわけですし、
知っていたとしても目立つことのない1トップにもっと頑張ってほしいなあ、
そういう思いで見続けたことが、健勇を覚えるきっかけでした。


ちなみに健勇がサッカーを本格的に始めたのは中学生からと、
他のサッカー選手に比べて圧倒的に遅かったにもかかわらず、
それでいてプロサッカー選手としてプレイしているわけですので、
それだけで非常にポテンシャルが高いことを示しています。


それからですが、セレッソのことを知っていくうちに、
健勇がセレッソのユース上がりの選手で、同じユース上がりのFWには、
1つ年上で今、長崎で活躍する永井龍や、すでにレギュラーで活躍する
山口蛍、丸橋祐介、扇原貴宏らがいることも知りました。

ファンとしてサポーターとして、こういう生え抜きの選手を知っておかないといけないですし、
できれば彼らに一番に活躍してほしいと、自然と思うようになりました。


とはいえ翌2012年、この年は外国人FWケンペスのスタメンが多く、
健勇の出番は限られていました。

ただ、この年はロンドンオリンピックがあり、そこへはセレッソから、
清武、蛍、扇原、さらに韓国代表としてキム・ボギョンが招集されました。

またオリンピック代表には、各クラブ3名までの縛りがあるらしいのですが、
(ボギョンは韓国代表なので対象外)
そんな中、健勇は自身の向上とオリンピック出場のために、
J2の東京ヴェルディに期限付き移籍を行います。


今のチームでスタメンになれず試合に出られないことと、
オリンピック代表に選ばれるための決断に対しては、
セレッソの選手として試合に出れないことは残念ですが、
期限付き移籍なので帰ってきてくれるわけですから、
ここは是非とも「手放したくない」と思われるぐらいにヴェルディで活躍して、
オリンピック出場選手に選ばれてほしいなあ、という気持ちで見ていました。


その結果はご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
ヴェルディでも活躍してオリンピック代表にも選ばれ、
オリンピックの試合ではあまり出場時間が長くはありませんでしたが、
しっかりと期限付き移籍で成果を出し目標を達成した訳ですから素晴らしい結果です。

後は早くセレッソでも活躍してほしいと願いましたが、そうことがうまく運ぶことはなく、
目立った活躍も少ないまま2012年を終え、代わりにこの年に徳島から帰ってきた
柿谷曜一朗がその才能を余すことなく発揮し、セレッソの顔として輝くことになりました。



この年だったか、その翌年だったか、時期に関しての記憶はあいまいですが、
健勇が出場した試合でゴール裏から「健勇、走れ~~!」と言う
ヤジにも似た声を聴いたことは、はっきりと覚えています。

これは人の容姿に対する悪口になってしまうのですが、声の主は10代と思わしき女の子ですが、
その子の体系が非常に、とても、ものすごく、まあ何というか”ぽっちゃり”でして、
自分は歩くのもやっとな体なのに、健勇に対して「走れ!」と罵っている。

「お前が言うんかい」とツッコミ、もしくは「お前が言うな」ときつくツッコミたくなったので、
その瞬間はなんとも忘れられない情景でした。


それでも2013年は、当時の香川真司が所属する、
マンチェスターユナイテッドとの親善試合で、柿谷、山口、扇原らがA代表で不在の中、
健勇は見事にゴールを決めて、その秘めたる才能を垣間見せるシーンもありました。

とはいえ、特に結果がすべてであるスポーツの世界ですから、
まだまだ健勇の活躍は少ないままでした。



2014年は、ご存知の方も多いディエゴ・フォルランが加入した年。
その年のセレッソ応援番組「ゴラッソ・セレッソ」で、
強力なFWの加入に対し、素直に自分の活躍が危ぶまれると漏らしていましたが、
その言葉通り不完全燃焼のままシーズンを終え、さらにはチームもJ2降格となりました。

このJ2降格については、別に健勇自身には問題がなく、
当時のフロントの方針が悪い方向へと進んでしまい、
前年から受け継いできた戦術の崩壊と1年のシーズンで2回の監督交代で、
これまで培ったものがなくなり、かつそれに代わるものを生み出せなかったことに起因します。


ここまでで健勇については、出場試合数で見れば悪くはないのですが、
FWとしてやるべき仕事、ゴールが多くなかったため、活躍は「少なかった」状態でした。

そのせいかもしれませんが、健勇のゴールはスタジアムが大きく湧きました。
残念なことにゴールが少ないわけで、その分決めたときのサポーターの喜びは
自然と大きくなっていました。



ですが、2015年、クラブ生え抜きの健勇は川崎フロンターレに完全移籍しました。


これを裏切り行為と呼ぶ人はとても多くいました。

これまでクラブに育てられた選手が、J2に降格したタイミングでJ1のチームに移籍する。
「許せない」と叫ぶ人もいました。


ただ、僕はそうは思いませんでした。

仮に「明日から給料を2割増し払うんで来てください」、と別の会社から誘われたら悩みます。
「倍の給料を払うんで来てください」と言われれば、条件を確認したうえで転職します。

ですから、健勇が移籍することは、特に短いサッカー選手生活の中で自分の価値を高めるため、
最善のことをしたまでだと考えています。

それでも残るべきだ、残ってほしいというのはファンの思いです。
ですが、出場できないチームで無為な時間を過ごすならば、
一念発起して新たなクラブで自分を試すことは間違っていないはずです。


もちろん僕自身の気持ちとしては、寂しく思い、そして残念でもありました。


ですが、この時の健勇がセレッソで一番のFWかと言えば、そうではありませんでした。
このままセレッソにいて強くなれるかと聞かれたら大丈夫ですとは、答えられませんでした。

ですから、全く違う場所で新たに活躍できるように移籍するという判断は、
批判や不満を口にするのではなく、応援するべきだと感じました。



ただし、その2015年の健勇の活躍は、主に試合結果だけでしか見ていませんが、
大久保嘉人という確固たるFWを脅かす存在になることができず、
これまでのシーズンよりゴールは多かったものの、悔しい思いをした1年だったようでした。


そしてセレッソは惜しくもJ1昇格ならずで迎えた2016年に、
驚いたことに健勇がセレッソに帰ってくることになりました。



それにはまた、一部のサポーターのなかで盛んに議論が溢れ出てきました。

裏切ったやつが何をしに帰ってくるのか、
フロンターレで活躍できなかったから逃げてきたのか、
中途半端な奴だ、そのような声が多かったと思います。


僕自身、復帰することについて悪く感じることはなかったのですが、
逆にうれしくもあったのですが、健勇の活躍については不安はありました。

まず、柿谷曜一朗が同じく帰ってきていること。これでFWの枠は1つ埋まっている状態です。

そして2015年から加入した、玉田圭司、田代勇三、さらに新たに加入した外国人選手。

厳しいレギュラー争いを強いられるわけですから、
帰ってきてくれたことは、曜一朗に対して同様に非常にうれしくも、
 


そして今日にいたります。

曜一朗の負傷により心配されたセレッソの攻撃は、
今、健勇が背負っています。


試合で見せる姿は、時に鬼気迫る表情を見せ、悔しいという気持ちは隠すことなく出します。
時に理不尽なサポーターの揶揄に対しては、憤りを見せ、怒りをあらわにします。

それは、この年の途中からのまだ十数試合のことですが、
かつて健勇を初めて覚えたときの、あの頼りなかった時から、
大きく飛躍した姿をピッチで見せてくれます。


つい先日、試合中に肋骨の骨折がありましたが、
曜一朗ともども早くピッチに帰ってきて、僕たちを勇気づけて欲しいと思います。

その代わりになるかはわかりませんが、
出せる限りの声でゴール裏から後押しして行きます。



一流なるためには、時間にして10,000時間が必要だそうです。
他の選手よりも遅くサッカーを始めた健勇は、ようやく10,000時間を迎えたのかもしれません。

悪い言い方をしましたが、ただいるだけのFWが今は欠かせない存在です。

一時は代表選手としても選ばれたこの選手は、これからもっとセレッソの中で、
そしていつかは代表選手としてより高く飛躍してくれると信じています。


「けんゆう、けんゆう、けんゆう、けんゆう、ゴ~~、
 けんゆう、ゴ~~、けんゆう、ゴ~~オ~~!」


以上、健勇でした。




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「く」は黒

本当は、最初に浮かんだのは<クシャーン>でしたが、
『ベルセルク』に出てくる国の話と言うニッチと言うか、非常に狭い範囲を語るのに十分な、
雄弁な舌も引き出しもないので、黒にしました。


黒。

最初にスーパー戦隊シリーズでブラックが登場したのは、大戦隊ゴーグルファイブから。
「あ~あ~、だいせんたい~~~、ゴーグルフ~~ァイブ♪」のゴーグルファイブからです。

黒は、敵のイメージカラーとしてそれまで考えられていたんですが、
強いイメージと黒が十分にヒーローとして認知されたこともあって、
ブラックが登場したそうです。

それでゴーグルファイブは、レッド、ブラック、ブルー、イエロー、ピンクの5人となっています。
この当時から、緑か黒のどちらか片方の色しかしばらく登場しなくなりますが、
鳥獣戦隊ライブマンからブラックとグリーンが同時に登場し、
それ以降の5人の色は文字通りいろいろとなります。


ちなみに、それ以前から特撮ヒーローで登場していた黒は、仮面ライダーX。
「ぎ~ん~のか~め~んに、く~ろマフラ~~~」の仮面ライダーXです。主題歌にも出てきます。
(まだ他にもいるかもしれませんが)

そもそもの仮面ライダー1号、2号からして、黒色主体にで、緑がそれを覆うような形でしたが、
Xは銀色と黒色でしたので、より黒が映えるために黒色のヒーローとして知られてます。


まあ、それからずっと後には、仮面ライダーBlackと言う
名前からして黒いヒーローまで登場しますから黒=敵のイメージカラーという認識は、
少なくなっていると思います。


ガンダムでは、Zガンダムの第1話が「黒いガンダム」と、これまで
白いモビルスーツ、連邦の白い悪魔(これは後からつけられた呼び名ですが)だったガンダムが、
2作目にして黒色で登場して見る人にインパクトを与えています。

ストライクノワールなんて、OVA作品ですが、他にも黒いガンダムは登場します。


黒。

色鉛筆やクレヨン、クレパスの黒は使用頻度が少なかったです。
主に輪郭線でしか使用しませんでした。

絵の具の黒に至ってはなおさら。
それより、色を薄くするために混ぜる白色のほうが、絵の具での使用頻度は高かったです。

まあ、小学生の絵なんて、運動会や遠足の絵、後は風景画と、あったとしても人物を描くぐらいで、
そこに黒が登場するのは皆無ですね。

雨の日を書くなら黒も出番があったでしょうが、だいたい晴れの日にやる行事なんで、
黒が出てくる機会は少ないです。

なんだったか、橋を作る鬼の話を聞いて、それを絵にする授業で描いたやつが、
えらく天気の悪い絵になったのを覚えています。


『DAYS』の聖蹟高校のユニフォームが黒いのは、疑問に思っています。
ベタ一色で塗りやすいから描きやすいからか?

スーパーサイヤ人は、髪の毛のベタを塗るのを少なくするためと聞いたので、
そうなると聖蹟のユニフォームを黒くした理由が分かりません。

他の高校との差別化・強調するためなのかな?


ユニフォームで黒は、Jリーグではゼロです。
青黒はガンバ大阪、浦和が赤黒ぐらいで、海外なら多少はあるようですが、皆無です。

黒いユニフォームは色彩学的な話だったと記憶していますが、
ラフプレイを取られやすい、悪く思われてしまう、そんな色だそうです。
統計の数字も出て実証されていたと思います。

審判は、基本黒色ですね。

ただ、選手のユニフォームが黒いときは、別の色に変えるそうです。


そういえば、今年のセレッソのキーパーユニフォームには、黒もありました。
基本は緑ですけど、いろいろな状況で黒を使用したりしてます。



あまり黒くはないけど、魔動王グランゾードは、赤黒のイメージがあります。
パワーアップしたスーパーグランゾードが白地に赤のラインなので、
パワーアップ前のグランゾードが黒く感じます。


ウルトラマンには黒いウルトラマンはいないですね。
ウルトラマンべリアルは名前にウルトラマンが入っていて黒いですけど、
こちらははっきりと敵なので、ウルトラマンとは違います。

ウルトラマンティガにダークティガがいたなあ、と思いましたが、
正しくはティがダークで、さらに黒くはありません。
ウルトラマン的には黒いですけど、名前と同じで暗い色をしてるから違いますね。


またガンダムですけど、νガンダムは白地に黒です。
この配色のガンダムはおそらくこのνガンダムだけ、主人公機に絞れば。

00のセラヴィー、セラフィムも白地に黒っぽい色。黒ではないですね。

となると、νガンダムの黒は結構レア。
他は、白地に青が主流。これぞガンダムカラー。

フリーダム、ストライクフリーダムはボディが黒ですけど、
羽根の青が目立つので、黒い感じは薄いです。


味方機になりますけど、ガンダムデスサイズは黒いですね。
ただ、ボディ以外も黒くて全体的にブラックなので、白地に黒ではないです。


νガンダムを黒くした理由が気になります。
主人公のアムロが、少年から青年を経て成年となったんで、青から黒くしたのかもしれません。


そうなると、黒は強いイメージ以外に、大人のイメージもありますね。


アダルトな感じ。
アダルトなものはパッケージが肌色だったりしますけど。


これは別に言わないほうが良かったな。


とりあえず黒は、ヒーローの中でも、少し違うイメージを持たせますね。

機甲警察メタルジャックのブラックジャックが、どんなキャラクターかは知りませんが。
鉄人28号のブラックオックスは、作品によっては敵だったり、味方になったり。


スーパーロボットは、赤よりは黒が多い感じ。
マジンガーZ系、ゴッドシグマ、ゴライオン、ガオガイガー。



まとまりが無いなあ。



ジムで運動する際に着るタンクトップは黒です。
赤とか青だと、主張が強くて黒か白にしようと思って、上は黒、下のズボンは白にしています。

しばらくしてから白のタンクトップも買いましたが、
薄い生地のせいか乳首が透けてマイッチングだったので封印しました。
女性が喜んでくれるなら着ますけどね。

とか言って、今は一番好きな色がピンクですから困ったもんです。主張が激しい、激しすぎる。



車はあいにく持っていませんが、黒い車は傷が目立つそうで。


ゲームの登場人物で黒いキャラクターはあまり思いつきませんね。
主役だと特に。

昔のドット絵で黒いキャラだと、背景に隠れちゃうからでしょうけど。


ファンタジーだと、ブラックドラゴン、ブラックナイトとか、黒衣の騎士とか、黒は敵側に多い。
そして、他の敵よりも強いイメージ。


またスーパー戦隊の話ですけど、戦隊ロボで黒いのは皆無。
覚えている限りでは、タイムレンジャーロボのブラックがあったけど、劇中の登場はなかった。
実際に登場したのは、救急戦隊ゴーゴーファイブのマックスビクトリーぐらいです。



まあ、黒は割と希少でいて、それなのに存在感のある色ですね。


今回は特にだらだらでしたけど、
以上、黒でした。

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『ゴッチ語録 決定版: GOTCH GO ROCK!』 (ちくま文庫)



アジカンのボーカル、ゴッチこと後藤正文が雑誌に連載した
ゴッチの語るアイウエオとABCで始まる言葉でつづる語録。

これを読んだこともあって、僕もブログで「あいうえお」を始めた次第なんで、
影響力はあるとか、ないとか。

さすがロックミュージシャンのゴッチ、いろいろな音楽の話が聞けて新鮮。
特に洋楽へのフォローが多いのも素敵。


まあ。もともと幅はないけど「音楽の幅」が広がって、
好きなアジカンにも触れられて良書。


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